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佐賀のクリスマス、地元の温かな思い出とイルミネーション巡り
12月も半ばを迎え、佐賀県内でもクリスマスムードが高まっています。サガテレビのコーナー「コエサガ」では、「あなたのクリスマスの思い出は?」をテーマに、佐賀県民の皆さんから寄せられた心温まるエピソードや地元ならではのイルミネーション情報が集まりました。家族との特別な時間、予想外の失敗談、そして佐賀ならではのユニークなイルミネーションスポットまで、笑いあり涙ありの思い出が集まりました。
佐賀県民のクリスマス事情、家族と過ごす人が圧倒的多数
番組で実施したアンケート「今年のクリスマス、予定は?」では、「家族と過ごす」が66%と圧倒的多数を占めました。続いて「特に予定なし」が20%、「仕事・学校」が9%、「恋人と過ごす」が3%、「友人と過ごす」が2%という結果になりました。
佐賀の人々にとってクリスマスは、やはり家族と過ごす特別な日として定着していることがうかがえます。
佐賀県民が語る「毎年恒例」のクリスマス
視聴者から寄せられた恒例の過ごし方を見ると、佐賀らしい家族愛あふれるエピソードが数多く集まりました。
- 20代女性からは「毎年ケーキを頼んで家族で食べています。お店は毎年変えています。特別メニューでお寿司を頼んだり、チキンを買ったりしています」という声が寄せられました。
ケーキ店を変えるという楽しみ方は、地元の様々なお店を応援する意味でも素晴らしい取り組みです。 - 映画館でクリスマスを楽しむという50代女性は「映画館で友達とラブロマンスの作品を鑑賞する」という恒例行事があるそうです。
リポーターによると、「昔は映画館デートがクリスマスの定番」だったものの、今回の回答では映画を見るという方がこの1人だけで、「時代的なものも感じる」とのコメントがありました。 - 70代女性からは「孫や子供たちに欲しいものを聞いて、プレゼントを毎年あげています!クリスマスアドベントカレンダーも楽しんでいます」という、世代を超えた愛情あふれるメッセージも届きました。
心に残るクリスマスの思い出
- 50代男性からは「13日が誕生日だけど、24日にクリスマスケーキが私のハッピーバースデーケーキになった」という、12月生まれあるあるのエピソードも寄せられました。
- 特に印象深かったのは、20代女性の「子供が生まれた年のクリスマス。家族が増えた年のクリスマスは思い出になります」という声です。新しい命の誕生とクリスマスが重なる特別な思い出は、きっと一生忘れることのない宝物でしょう。
- お仕事に関するユニークな思い出として、50代男性からは「配達の仕事していた時に、クリスマスケーキ配達日だったのでサンタの服を着て配達して小さい子どもたちに喜ばれたり、いつもなついてる犬に猛烈に吠えられたり…いい思い出です」という微笑ましいエピソードも。
- また、60代女性からは「入籍を12/24にしようと市役所に行ったところ、戸籍謄本が必要だとわかり夫は、日帰りで名古屋まで行きました。結局、入籍は翌日になりましたが…」という、ドラマチックな結婚エピソードも届きました。
女性だけのクリスマスパーティーという新しい楽しみ方
- 30代女性からは「祖母、母、妹、叔母さんの女性だけ集まって『女子会』と称してクリスマスパーティー。プレゼント交換では歌に合わせて回して、音楽止まったところで持っていたプレゼントを受け取り楽しかったです」という、世代を超えた女性たちの素敵な過ごし方も紹介されました。
リポーターは「これすごく良いですよね!どんな年代も楽しめて童心にかえりワクワクがあるのもクリスマスですよね」とコメントしていました。
クリスマスの「やっちゃった」失敗談
楽しい思い出の一方で、失敗談も数多く寄せられました。
- 30代女性からは「夫の職場からケーキをもらい、私も職場で購入し、そして母も持ってきてくれた。まさに、ケーキ三昧でした!笑」という、嬉しい悲鳴の声が。
- 60代女性は「チキンを予約していたのに大混雑で、予約時間にできていなかった。それ以来家でチキンを作るようになりました」と、予約していても当日の混雑は避けられないクリスマスあるあるを経験されています。
- 40代女性からは「上の子が2歳の時、夫が仕事帰りにサンタに着替えピンポンして玄関のドアを開けた瞬間、その姿を見て大泣きして家の中に逃げて行った時は大笑いしました」という、お父さんのサプライズが裏目に出た微笑ましい失敗談も届きました。
佐賀のイルミネーションスポット
イルミネーションについても興味深いエピソードが寄せられました。
- 40代女性からは「昔『イルミネーション見に行く?』と彼氏に聞かれ、『やった!ハウステンボスとかいくのかな?』と思いながら連れて行かれたのは近所のクリニック…確かにイルミネーションが毎年すごく有名です…複雑な私の心(笑)」という、期待と現実のギャップが面白いエピソードも。
- 60代男性からは「みやき町中原庁舎のイルミネーションが好きです」という声や、
- 40代男性からは「呼子のイカすクリスマスツリーには期間中魚やイカの干物がオーナメントとして飾ってあり1人1個持ち帰っていいようになっています」という、佐賀ならではの情報が届きました。
みやき町中原庁舎の「光のミラージュ2025」
番組では実際のイルミネーション写真も紹介されました。みやき町中原庁舎のイルミネーションは「光のミラージュ」と呼ばれ、今年で21回目を迎える人気スポットです。点灯式には3000人もの人が訪れるそうです。
- 期間: 来年1月11日まで
- 時間: 18:00〜22:00(12/24と1/11は深夜まで、12/31は翌朝まで)
- 場所: みやき町中原庁舎
呼子の「イカすクリスマスツリー」
唐津市呼子町では「イカすクリスマスツリー」が設置されています。ツリーには魚やイカの干物がオーナメントとして飾られ、数に限りがありますが、お一人様1点持ち帰ることができます(期間中毎日、平日各15個、土日各30個)。
さらに、クリスマスの後は12月26日から門松になって、皆様をお出迎えするという二度楽しめる仕組みになっています。
- 期間: 12月25日まで
- 時間: 7:30〜12:00、17:00〜20:00
- 場所: 呼子朝市通り・いこいの広場(唐津市呼子町)
まとめ:佐賀らしいクリスマスの過ごし方
今回紹介された佐賀県民のクリスマスエピソードからは、家族を大切にする温かな県民性と、地域の特色を活かしたユニークな楽しみ方が見えてきました。大きなテーマパークや都市部の華やかなイルミネーションとは違った、身近な場所での心温まる過ごし方が佐賀らしさを物語っています。
子供の誕生、結婚、世代を超えた家族の集まり、そして時には笑える失敗談まで。佐賀のクリスマスは、大切な人との何気ない時間を特別なものに変えてくれる、かけがえのない日なのです。
クリスマスまであと少し。皆さんも家族や大切な人と、素敵な思い出を作ってください。
【2025年12月15日放送 かちかちLIVE コエサガ より】

