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「自分で考える」を大切に!城西中学校男子ソフトテニス部の青春
自分たちで校門を塗った学校愛あふれる城西中学校
全校生徒364人の城西中学校は、明るく元気な学校として知られています。特に印象的なのが、生徒会の取り組みによって生まれた青い校門です。生徒会の皆さんは「生徒会の取り組みで学校の校門を自分たちでペンキを使って塗りました。学校カラーである水色に校門を塗り、両サイドの塀には校歌の歌詞にも入っている『あげひばり』と『天山』のイラストを描きました。自分たちで校門を塗った学校は城西中だけではないでしょうか?」と誇らしげに語りました。
この取り組みは、生徒たちの学校への愛着と思い出作りにつながる素晴らしい活動として注目されています。
約60年の歴史を誇る男子ソフトテニス部
運動部と文化部合わせて10の部活動がある城西中学校の中でも、男子ソフトテニス部は特別な存在です。約60年という長い歴史を持つ同部は、昨年の県中体連では団体3位という成績を収め、秋の佐賀市新人大会では個人優勝したペアも輩出しています。
部員の一人は入部のきっかけについて「部活動をしている先輩がかっこよくて、入部しました」と振り返ります。特に「高いところに来たボールを強いスマッシュで打っているところ」という先輩の姿に憧れを抱いたそうです。
「自分で考える」ことを大切にする指導方針
城西中学校男子ソフトテニス部の強さの秘密は、独自の指導方針にあります。部員の一人は「自分で考える・意識することです」と説明します。
「普段の練習でも顧問の先生に答えを求めるのではなく、自分たちでどのようにすればよいかを考えることが大切だと思っています。また意識をして練習をすることを大切にしています」と、自主性を重んじる姿勢を明かしました。試合の中で見つかった課題を自分たちで分析し、練習に活かしているといいます。
中学生でありながらここまで自主的に取り組むことができるのは、まさに同部の伝統と指導の賜物といえるでしょう。
基礎を大切にする「ボール潰し」練習
同部の練習で特に印象的だったのが「ボール潰し」という基礎練習です。部員は「ボール潰しという練習です。ラケット面をボールに当てて地面へ押しつぶすことで、面の安定とボールを『乗せる』感覚を身につける基礎トレーニングです」と説明しました。
この練習では「面の角度を変えたり、押す力を調整したりしながら、ボールが逃げない位置と力加減を探ります。実戦に近い感覚も鍛えられる練習となっています。地味ですがきつい練習の一つです」とのことで、基礎を徹底的に鍛える姿勢がうかがえます。
前衛の重要性を学ぶ実戦的練習
別のコートでは前衛練習が行われていました。部員は「ソフトテニスの前衛は非常に重要な役割を果たします。前衛は相手のショットに対して迅速に反応し、ポジショニングを調整することが求められます。相手のボールを威圧したり、ミスを誘うためにタイミングよく動き出すことが重要です」と前衛の役割について詳しく説明してくれました。
この練習では素早い動きと的確なボールへの対応が求められ、リポーターが実際に体験すると「構えていたらすぐ来るから、一瞬の判断が大切」と実感していました。
楽しさの中にある向上心
部活動の楽しさについて尋ねられた部員は「大会で良い成績を収めるために、友達と試合をするときが楽しいです」と答えました。仲間との切磋琢磨を通じて技術を向上させることに喜びを感じている様子が伝わってきます。
県中体連で3位という成績について「準決勝で負けてとても悔しかったです。しかし、それをバネに今年は九州大会に出場できるように頑張っています」と前向きな気持ちを語りました。九州大会に進むには2位以上の成績が必要で、あと一歩のところまで来ています。
新人大会優勝ペアとの真剣勝負
取材の最後には、佐賀市新人大会で優勝したペアとリポーターの対戦が実現しました。「100%勝ちます!」と自信満々の優勝ペア。実際の試合では、優勝ペアの実力の高さとともに、相手を思いやる優しさも垣間見ることができました。
対戦後、リポーターは「最後に、優勝ペアが打ち返したものを、リポーターに打たせてくれました。ありがとうございます。人生で初めて打てました」と感謝の気持ちを表していました。

