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眠らされた佐賀の新玉ねぎが年末に甦る!白石町「株式会社イシクマ」の革新的保存技術に驚き
農家さんへの優しさから始まった取り組み
株式会社イシクマは、農作物の卸・加工を行う会社で、主に玉ねぎを取り扱い、この時期はレンコンが主流となっています。同社の社長は「一日100トンぐらい」の農産物を扱うと説明しており、その規模の大きさがうかがえます。
驚いたことに、事務所の一角には肉まん・あんまんの保温器が設置されています。これは商売目的ではなく、「寒い中でのレンコン掘り作業は大変」という思いから、農家さんへの社会貢献として始められたものです。
社長は「寒い中、農家の人が田んぼに行く際に、温かい肉まんを食べてくれればな」と話し、「どうしても売ってくれって言われたら1個50円で売ってる」という破格の値段設定で、農家さんを温かくサポートしています。
この時期のレンコン収穫現場
リポーターたちは実際にレンコンの収穫現場を見学しました。寒い中での水作業は想像以上に厳しく、農家さんたちが防水服を着て泥の中で作業する姿が印象的でした。
収穫されたレンコンは大小様々なサイズがあり、この時期のレンコンは「ホクホク」の食感が特徴的です。農家さんも「今のレンコンが好き」と話すように、冬場のレンコンは煮物などに最適な食材として人気があります。
驚きの玉ねぎ保存技術「眠る温度」の発見
最も注目すべきは、同社が開発した玉ねぎの保存技術です。通常、佐賀の玉ねぎは8月いっぱいで出荷が終了してしまいますが、社長は独自に「眠る温度」を発見したと説明します。
「玉ねぎに春が来たことを認識させずに暗いところで眠らせると、眠るんですよ。眠る温度を私が見つけた」と語る社長。この技術により、玉ねぎは悪くならずに「そのままでいてくれる温度」で保存されているのです。
去年の新玉ねぎが今も新鮮
実際に保存されている去年の新玉ねぎを見せてもらうと、その鮮度に一同驚きました。リポーターは「去年の新玉」と言われても「信じられん」と声を上げるほどの状態でした。
玉ねぎを半分に切ると、断面から水分がにじみ出てみずみずしさを保っています。根っこも成長を続けており、まさに生きている証拠を見せています。
驚くべき甘さの秘密
実際に試食してみると、その甘さは格別でした。リポーターは「甘!」と感嘆の声を上げ、社長も「自分で言ってるのもなんだけど、本当に甘いのかな」と言いながらも、その味に確信を持っています。
「今度、3月に新玉が取れ始めるじゃないですか。それよりも甘い」と社長が説明するように、熟成により甘さが増した玉ねぎは、「この時期にそれができる」として貴重な存在となっています。
鰹節と醤油を絡めて食べれば、「無敵」と表現されるほど、生でもおいしく食べられる甘さを実現しています。辛味もありながら「甘さが尋常じゃない」という、新玉ねぎ本来の魅力を最大限に引き出した逸品です。
まとめ
企業情報
- 企業名 : 株式会社イシクマ
- 住所 : 〒849-0401 佐賀県杵島郡白石町福富 5322
- TEL : 0952-87-2331

