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県立高校では珍しい人工芝グラウンドも話題 佐賀東高校「なぎなた部」が全国レベルの強さを誇る理由とは
佐賀市にある佐賀東高校で、全国レベルの実力を誇る「なぎなた部」が注目を集めています。
県立高校では珍しい人工芝グラウンドを備える同校。そんな恵まれた環境の中で活動するなぎなた部は、県高校総体で2連覇を達成し、全国大会でも優勝経験を持つ強豪校です。
今回は、佐賀東高校の自慢でもある人工芝グラウンドと、全国レベルの実力を誇るなぎなた部の魅力を取材しました。
県立高校では珍しい人工芝グラウンド
佐賀東高校の大きな特徴が、昨年9月から工事が始まり完成した人工芝グラウンドです。
今年3月に行われたお披露目会には、佐賀県知事や教育長も訪問。実際にサッカーボールを蹴り、人工芝の感触を確かめたといいます。
生徒たちは、この人工芝グラウンドを学校の大きな誇りとしており、「東の芝生」と名付けられたグラウンドで日々練習に励んでいます。
体育の授業や部活動を、まるでプロ仕様のような環境で行えるのは、生徒たちにとっても大きな魅力です。
全国レベルの実力を誇る「なぎなた部」
そんな佐賀東高校で、今特に注目を集めているのが「なぎなた部」です。
部員は10人。演技競技や試合競技で高い成績を残しており、キャロン総体優勝、全国選抜優勝など全国レベルの実績を誇ります。
さらに、先日行われた県高校総体でも優勝。見事2連覇を達成しました。
なぎなた部には、競技未経験から始めた部員も多くいます。
「中学校では部活をしていなかったけれど、高校紹介で先輩たちの姿を見てかっこいいと思った」という声もありました。
特に、面を打つ瞬間の迫力や大きな声に憧れを抱いたそうです。
なぎなたの魅力とは?
部員たちが口をそろえて話すのが、「技が決まった瞬間の気持ちよさ」です。
中でも人気なのが「踏み込み面」。
大きく踏み込みながら勢いよく面を打つ技で、決まった瞬間の爽快感が魅力だといいます。
練習中には、鋭い踏み込みとともに大きな音が響き渡り、見ているだけでも迫力満点。静かな空気の中、一瞬で技を繰り出す姿には思わず目を奪われます。
男子部員は“史上初”
佐賀東高校なぎなた部には、史上初となる男子部員も所属しています。
中学校時代に剣道をしていた経験から、「高校でも武道を続けたい」と考え、なぎなたに興味を持ったそうです。
現在、男子部員も募集中とのこと。
武道経験者はもちろん、新しい競技に挑戦してみたい人にも注目の部活動です。
なぎなたには2つの競技がある
演技競技とは?
演技競技は、2人1組で決められた技を繰り出し、動きの正確さや呼吸の一致を競う競技です。
互いの動きを感じ取りながら、自然に技をつなげていくことが重要で、まるで舞のような美しさがあります。
実際に練習を見ていると、相手の目前でぴたりと動きを止める場面もありました。
「怖くないんですか?」という問いに対し、部員は「相手を信頼しているので怖くありません」と話します。
積み重ねてきた練習量と信頼関係があるからこそ成立する競技です。
試合競技とは?
一方の試合競技は、防具を着けて実際に打ち合う競技です。
面や胴など決められた部位に技が決まると一本となり、2本先取で勝利となります。
練習では、「出ばな」と呼ばれる相手が動き出す瞬間を狙う技術も磨いていました。
一瞬の隙を突くスピード感は圧巻。鋭い踏み込みとともに繰り出される技には、思わず息をのみます。
日本一を目指して
全国トップクラスの実力を持ちながらも、部員たちはさらに上を目指して日々練習を続けています。
整った環境と、仲間との強い信頼関係。その中で磨かれる技術と精神力が、佐賀東高校なぎなた部の強さにつながっていました。
全国大会でのさらなる活躍にも期待が高まります。

