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カフェも?異世界が広がる雑貨店 佐賀市「マライカバザール佐賀店」
佐賀市鍋島町の国道34号線沿いで、赤茶色の屋根とカラフルな壁画が目を引く建物。一見すると入りづらい外観だが、店内は世界各国の文化が詰まった異空間が広がる。7年目を迎える「マライカバザール佐賀店」は、佐賀にいながら世界旅行を楽しめる知る人ぞ知る特別なスポットです。
7年の歴史を持つ、世界の手作り品を扱う雑貨店
マライカバザール佐賀店は、今年で7年目を迎えるエスニックなアジアショップです。全国展開している雑貨チェーンでありながら、九州では北九州、福岡、大分、そして佐賀の4店舗のみという貴重な存在。元々はショッピングモール内に店舗を構えていましたが、現在は独立店舗として営業しています。
店内に一歩入ると、リポーターも「入ったらほんまに万博やで、これ」と驚くほど、世界各国の商品がところ狭しと並んでいます。アフリカ、アジア、南北アメリカなど、まさに万国博覧会のような品揃えで、訪れる人を異文化の世界へと誘います。
本物志向の商品展開 29万円の置き物も
特に店舗が自信を持っておすすめするのが、アメリカのインディアンジュエリーです。「うちはアメリカに駐在している方がいて、アーティストと契約してやり取りしている」と店員が説明するように、現地のアーティストと直接契約を結び、本物の手作り品を輸入販売しています。
インドの神様の仏像も販売しています。お値段はなんと23万5000円。
個性的な商品たち 5年間売れ残りのウエスタンシャツも
店内を歩いていると、様々な商品に出会えますが、中には長期間売れていない商品も。5年ぶりにハンガーから下ろされたウエスタンシャツは1万8000円で販売されており、「おしゃれ」と評価されながらも、なかなか買い手がつかない商品として店内に眠っています。
このように、すぐに売れる商品もあれば、長く店内で待機している商品もあり、「そういうのはいっぱいある」と店員が正直に話すのも、この店の魅力の一つです。
商品の中でも特に印象的だったのが、チベット仏教の仏具である「シンギングボウル」です。専用の棒で縁を擦ると美しい音色が響く楽器で、小田井さんも実際に体験し、その音色の美しさに感動していました。
こうした本格的な宗教用具から、プロレスマスクまで、ジャンルを問わない幅広い商品展開が、この店の最大の特徴と言えるでしょう。
ペット同伴可能なカフェスペース
店内の奥には、ゆったりとしたカフェスペースも併設されています。「店内広いから休憩挟んでもう1回冷静に見るっていうのもある」と小田井さんが話すように、商品を見た後にカフェで一息つくことができる贅沢な空間です。
自家焙煎のコーヒーを販売したり、カフェメニューにもこだわりが詰まっています。
特におすすめは、期間限定で提供されているコールドブリューのレモンネードと・レモンソーダです。自家製レモンシロップとレモンの輪切りが入った爽やかなドリンクで、「不思議な味。レモンの酸味とよう合うんすね、コーヒーの酸味と」「アジアンティー飲んでるみたいな気持ちになる」と、その独特な味わいが好評でした。
- 商品名:コールドブリューレモンソーダ
- 値段:450円
さらに嬉しいのは、カフェスペースがペット同伴可能な点です。愛犬と一緒に異国情緒あふれる空間でくつろぐことができるのは、他ではなかなか味わえない体験です。
掘り出し物探しも楽しい買い物体験
小田井さんも実際に買い物を楽しみ、フラミンゴのストラップを2つ購入していました。「奥さんがフラミンゴ好き」ということで、家族への気遣いも忘れません。
クッションや敷き物、様々な衣類など、日常使いできる商品から装飾品まで、幅広い層のニーズに応える商品が揃っています。
アクセス良好な立地
店舗は佐賀市街から国道34号線・北部バイパスを西へ進んだ道路沿いという、アクセスしやすい立地にあります。赤茶色の屋根とカラフルな壁画が目印なので、車で通りかかった際にも見つけやすいでしょう。
「外観だけでは一瞬なんやって思うかもしれませんけど、雑貨店と、カフェと、なんかその不思議な空間」というリポーターの言葉通り、先入観を捨てて足を運んでみれば、きっと新しい発見があるはずです。
まとめ
店舗情報
- 店舗名:マライカバザール佐賀店
- 住所:佐賀市鍋島町