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2025.10.07

小田井涼平さんが講師に?外国人技能実習生との心温まる交流

佐賀県多久市東多久町にある「事業交流広島センター」を訪れた小田井涼平さん。教室には多くの外国人が集まり、日本語の勉強に励んでいました。佐賀県の人口約80万人に対し、現在1万1172人(2025年1月1日現在)の在留外国人が暮らす佐賀で、小田井さんが体験した国際交流の様子をお届けします。

多久市に集う若き才能たち:外国人技能実習生の研修センター

小田井さんが訪れた「事業交流広島センター」は、外国人技能実習生のための研修センターです。ここに集う実習生たちは、19歳から28歳という若年層が中心。彼らは日本での就労に向けて、入国後1か月間の講習が義務付けられており、日本語だけでなく、日本のマナーや日常生活の方法などを熱心に学んでいます。講習を終えると、それぞれ配属先の会社へと向かうことになります。
小田井さんが「日本の何が好きですか?」と尋ねると、実習生からは「着物と食べ物。食べ物では寿司が好きです」という答えが返ってきました。日本の文化や食への強い関心が、彼らの学習意欲をさらに高めているようです。

小田井涼平さんの特別講義:「紅白歌手になれた私が大切にしたもの」

この日、小田井さんは実習生のために特別講義を行いました。テーマは「紅白歌手になれた私が大切にしたもの」。自身の経験を交えながら、人との繋がりの大切さを熱く語りました。

小田井さんは、かつて歌手として活動し、紅白歌合戦出場を目標に努力を重ねてきたことを明かしました。そして、結成から約7年で念願の紅白歌合戦に初出場を果たした経験を共有。「ふれあいコンサート」を通じて地道に支持を広げ、歌いながら客席で握手をするなど、お客さんとの心の距離を縮めてきたと言います。

小田井さんは、家族でも友達でもなかった人々がファンとなり、仲間になってくれた経験を語り、「そんな人たちが困ったときに手を差し伸べてくれます。その財産を作るために努力は惜しまないほうがいいと思います」と強調しました。そして、実習生たちに向けて、「日本でも積極的に話して人間関係を築いて生活をしていれば、のちのち皆さんが日本で暮らしやすくなると思います。その後、自分の国に戻っても、日本で学んだことは自分の国で活かすことができるでしょう。ぜひとも人との繋がりを大切にしていただければと思います」とエールを送りました。

まとめ:異文化交流が育む未来への架け橋

小田井さんと外国人技能実習生たちの交流は、単なる日本語学習の場を超え、異文化理解と人間関係の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。講義の後には、実習生たちが用意した母国料理を囲んでの交流も行われ、和やかな雰囲気の中で互いの文化を分かち合いました。このような交流が、実習生たちの日本での生活を豊かにし、将来、それぞれの母国と日本との架け橋となることを期待させます。佐賀の地で育まれる国際的な繋がりは、地域社会にとっても大きな財産となることでしょう。
【2025年9月30日放送 かちかちLIVE 小田井涼平と そいよかね!ツアーズより】

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