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佐賀市呉服元町に「呉服茶屋」がオープン!公民館のような交流の場を目指すカフェ
「公民館のような場所」を目指して
佐賀市呉服元町、むつごろう広場の目の前にある「呉服茶屋」。管理人の田中さんが「みんなが集える公民館のような場所を作りたい」という想いから始めたこの店は、従来のカフェとは一線を画す存在です。
「基盤は飲食店なんですけど、公民館のような場所として使ってほしいなと。管理人っていうことですよね」と田中さんが語るように、この店のコンセプトは明確です。
営業時間は朝10時から深夜0時と長時間にわたり、グルメやドリンクを楽しめるのはもちろん、様々な仕掛けが用意されています。過去には食事と一緒にキャンドル作りのワークショップやピラティス、音楽ライブなども開催されており、まさに多様な楽しみ方ができる空間となっています。
「場所を提供してもらえるところってなかなか少ないので、ありがたいですね」と利用者が語るように、様々な飲食店とのコラボレーションも行われ、まさしくみんなの集いの場として機能しています。
ランチの看板メニュー「呉服飯」で幸せを呼ぶ
11時から14時半まで提供されるランチメニューは2種類のみとシンプルながら、その中でも特に注目なのが呉服茶屋ならではの人気メニュー「呉服飯」です。
「5種類の具材が乗った混ぜご飯、食べて幸せになって福を呼ぼう」という想いが込められたこのメニューは、店名の「呉服」にもかけて「呉服飯」と名付けられました。
- 商品名:呉服飯
- 値段:1400円
メインとなるのは「ゆで鳥の韓国風」で、味噌だれが全体を調和させる役割を果たしています。他にも大根の浅漬けや赤玉ねぎのピクルスなど5種類の具材が盛り込まれており、「本当ぐっちゃぐちゃに我を忘れて書き込む感じで」混ぜていただくのがおすすめの食べ方です。
リポーターが実際に味わった感想では、「鶏も本当に柔らかくてホロホロっと崩れていきますね」「赤玉ネギのピクルスとかも入れ爽やかになるし、いろんな味覚が入ってきても食べ飽きない」と、その美味しさと食べ飽きない工夫が評価されています。
バリスタが淹れる本格煎茶とバスクチーズケーキ
14時半以降はカフェメニューでゆったり過ごすことができ、特におすすめなのがバスクチーズケーキと嬉野の煎茶のセットです。
田中さんは元々、コーヒーを専門としましたが、お茶もコーヒーのように身近に楽しめるドリンクにしたいという思いから考えました。
そのため自らお茶農家の手伝いに行ったり、店舗での勉強も重ねるなど、本格的にお茶について学んだそうです。バリスタの技術を活かして淹れられる煎茶は渋みは残したまま、スッキリとした味わいがあります。
「実はチーズケーキにはお茶がぴったりだ」ということで、バスクチーズケーキとの相性も抜群。リポーターは「ずっと口の中にチーズのこの香りと芳醇さが残り続けますね。そこまで甘ったるくなくいろんな種類のチーズが入ってます」とその味わいを表現しています。
クリームチーズ・ゴルゴンゾーラ・リコッタチーズなどを使用しています。
深夜0時まで営業、夜のお茶タイムも
深夜0時まで営業しているという特徴を活かし、ユニークな利用方法も生まれています。「夜遅くだからお酒とかいうわけではなく、本当に夜遅くにお茶を飲みに来る方もいらっしゃる」と田中さんが説明するように、夜の食事会の後にほっと一息つく場所として利用する人も多いそうです。
「本当にまさに隣に座った方といっぱい話して友達になったとかいう人もいらっしゃるみたいで、もういろんな交流ができるまるで公民館のような場所」として機能しており、新たな出会いや交流が生まれる空間となっています。
期間限定メニューも楽しみの一つ
まとめ
店舗情報
- 店舗名: 呉服茶屋
- 住所: 佐賀市呉服元町(むつごろう広場の目の前)
- 営業時間: 10:00-24:00(ランチ 11:00-14:30)
- TEL: 090-3175-0254
- Instagram: gohuku_chaya

