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佐賀東高校サッカー部の青春 伝統のポゼッションサッカーで全国へ挑む!
19の部活動で活気あふれる佐賀東高校
佐賀東高校は運動部と文化部合わせて19の部活動があり、生徒会の皆さんは「部活が盛んなことが一番の特徴です。なぎなた部やサッカー部、バスケットボール部が全国大会、九州大会に出場しています」と誇らしげに語ります。
全国から集まる選手たち
部員の中には遠方から佐賀東高校を目指してやってきた選手もいます。新潟県出身の選手は「Jリーガーの吉田陣平選手に憧れて、同じ舞台でサッカーをしたいと思って、佐賀東高校サッカー部に入学しました」と語り、足元の技術を活かせるポゼッションサッカーに魅力を感じて入部したといいます。
全国大会出場というプレッシャーについて尋ねられた選手は「プレッシャーはないです。自信持ってやるだけです」と堂々と答え、「きつい練習に耐えてきたんで」とその自信の理由を説明しました。厳しい練習を乗り越えてきた自負が、選手たちの揺るぎない自信となっています。
伝統のポゼッションサッカーとは
今年のチームの強み:無失点優勝の秘密
今年のチームの特徴について、中村キャプテンは「献身的な守備と正確なクロス」と答えました。特に注目すべきは、今年の県大会を無失点で優勝したことです。「全員が頑張って」守備に貢献し、オフェンスの選手も積極的に守備に参加する全員サッカーを実践しています。
また、「日本代表の最終予選で選ばれたOBの平河悠さんからも教わったクロス」で正確なクロスによるチャンス創出も大きな武器となっています。伝統のポゼッションに加え、この二つの新たな強みが今年のチームを特別なものにしています。
全国レベルの練習に密着
練習場では、従来の走り込みだけでなく、科学的なトレーニングも取り入れています。チューブトレーニングでは「太ももとお尻を鍛えるトレーニング」を行い、体幹強化によってプレーの強度を高めています。
全国大会への意気込み
中村キャプテンは今後の目標について「31日に初戦、全国大会の初戦があるので、そこでしっかり勝って自分たちの目標であるベスト4を目指して1戦1戦戦っていきたいなと思います」と力強く語りました。
3年連続15回目の出場という重みを背負いながらも、選手たちは自信に満ち溢れています。伝統のポゼッションサッカーと新たな武器である献身的な守備、そして正確なクロスを武器に全国制覇を目指します。
まとめ:受け継がれる伝統と新たな挑戦
佐賀東高校サッカー部は、1963年の創部から続く伝統を大切にしながらも、時代に合わせて進化を続けています。120名の部員が切磋琢磨し、全国から集まった選手たちが一丸となって全国大会に臨みます。
県大会無失点優勝という実績、新潟から憧れの選手を追いかけてきた部員の情熱、そして「佐賀東No.1ドリブラー」が象徴する高い技術力。これらすべてが融合したチームが、今、全国の舞台へと駒を進めます。
12月31日から始まる全国高等学校サッカー選手権大会での佐賀東高校の活躍に、ぜひ注目してください。伝統のポゼッションサッカーが、どこまで全国を驚かせるのか。彼らの挑戦が、新たな歴史を刻む瞬間を見逃さないでください。

