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休校やイベント自粛…ユリの価格は半値近くに “花を家庭で”【佐賀県太良町】

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新型コロナウイルスの感染拡大による一斉休校やイベントの自粛要請。このあおりで、花の需要が冷え込むなかさまざまな工夫を凝らしてピンチを乗り越えようと奮闘する太良町のユリ農家を取材しました。

入学式や卒業式などさまざまな行事やイベントに彩を添えるユリ。しかし、終わりの見えない新型コロナウイルスの感染拡大にユリ農家は…。【ユリ農家】「ここがユリハウスになります」太良町のおよそ1ヘクタールのハウスで20品種ほどのユリを栽培している山口秀行さん64歳。山口さんは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、前年を下回る相場が続き不安を募らせています。【山口秀行さん】「3月上旬だと価格帯が普通の半値近くで困ってどうしようかと…球根代も払えない状態が続くのではと不安で…」山口さんの農園では北は北海道から南は沖縄までの市場に1週間にあたりおよそ1万5千のユリを出荷。売り上げの9割以上を占めています。【山口秀行さん】「航空便の減便で出荷がなかなかできないので札幌から東北方面は前々日の出荷」特に年間を通して3月が需要のピーク期にあたるユリ。普通は1輪300円ほどで売れるはずが2月下旬から3月にかけて150円ほどの半値が続いています。【山口秀行さん】「300万くらいは3月だけでも去年対比からすると少ないんじゃないかな」山口さんが頭を悩ませていたところに娘の明日香さんの子供たちがある動画を制作。山口さんはこの動画を農園のSNSに投稿。さらにー。「ゆりざんまい。コロナウイルスによる影響でご自宅にいる機会が増える今、豪華で優雅なゆりの花をご自宅にいかがですか?」独自で作成したチラシを新聞の折り込みとして地域に配布。通常10本5500円するところを3300円で購入できることをPRし家庭でもユリを楽しんでほしいとしています。【購入客】「すいません、ありがとうございます。あ、きれいか~」「お買い得。10本で3300円?(Q家にあるのとないのは?)全然違う。花が大好きなので」【山口秀行さん】「ユリは香りもいいし(人を)癒すことができるのでコロナに負けないよう免疫をつくってもらったら最高かなと」

さらに県はこんな取り組みもー。“身近な場所から1輪でも”新型コロナウイルス感染拡大の影響で花の需要も冷え込むなか、佐賀県は家庭でも気軽に花を楽しんでもらいたいと呼びかけています。佐賀県が取り組む「花いっぱい運動」。このプロジェクトは県が県庁と県内2つの駅にフラワーアレンジメントを展示。訪れる人に花を身近に感じてもらい飾るきっかけづくりにしてほしいと話します。【佐賀県園芸課・松本茜さん】「外出を控えたり気分が落ち込んだりすることがあると思うので玄関や食卓のテーブルに、花瓶も何でも構いませんので1輪からでも飾っていただければ」生産者が丹精込めて大事に育てた花々。“コロナ疲れ”を“花”で乗り越えてみるのもいいかもしれません。【山口秀行さん】「生き残りをかけてこの場をどうにかしのぎたいということでみんなで力を合わせて今年は生活できればいいかなと。次の再生産に向かってこの時期を耐えしのぐ時期かなと」

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