2020/06/10 (水) 18:00

大雨や台風など災害が起きるおそれがある梅雨を前に、県は新型コロナウイルスの感染予防の備えとして、各市や町に避難所用のアルコール消毒液などを配布しました。

佐賀県は災害時の避難所での新型コロナ対策として、アルコール消毒液420本とマスク14万8500枚を県内20の市や町に配布しました。県は、先月末に新型コロナに対応した避難所運営のマニュアル指針を作成していて、避難所の出入口や食事スペースなどにアルコール消毒液を設置することや、運営スタッフのマスクと使い捨て手袋の着用徹底などを盛り込んでいます。

佐賀市消防防災課 岩永直樹さん：「避難所での物品等の備えはある、が、共用の物を使用することで感染リスクというのは高まる恐れがある。（個人でも）マスクや消毒液、体温計など事前の準備をお願いします」
県は「災害時には、新型コロナを心配して避難をためらわず、命を守るために早く避難してほしい」と呼び掛けています。