2020/09/18 (金) 18:25

九州新幹線長崎ルートの問題について県議会の自民党会派が今議会中に提案する方針の決議案。県に対して、「環境アセスメントの実施をはじめ様々な可能性を想定」して国と協議を進めるよう求める内容で、調整していることが分かりました。

県議会の自民党会派は、開会中の定例議会で、県に対して国との協議を促す決議案を提出する方針です。
決議案は、「県民が様々な課題について幅広く議論ができるように環境アセスの実施をはじめ様々な可能性を想定しながら国交省との協議を積極的に進める」ことを県に求める内容で、他の会派との調整を始めたことがわかりました。
自民党会派内では、フル規格での整備や国が提案している環境アセスについて意見が一致せず、県に対して環境アセスへの同意を直接的に求める表現は避ける形です。
決議案は、調整を重ねたうえで議会最終日の今月30日に自民党会派の賛成で、可決される公算が大きくなっています。