2020/12/16 (水) 18:54

福岡県太宰府市で女性が暴行されて死亡し、死体が遺棄された事件で、被害者の遺族らが事件前に佐賀県警に複数回相談したものの対応してもらえなかったとしていることについて、遺族らは16日記者会見を開き、「真実を明らかにしてほしい」と訴えました。

瑠美さんの夫高畑裕さん：「やはり県警には真実を明らかにしてほしい。今後やっぱりちゃんとした機関というのが入った第三者委員会とか、しかるべきことを得て、真実を知りたいところが自分の中ではあります」
遺族らは16日記者会見を開き、事件前に鳥栖警察署に身の危険性などを複数回相談したものの「解決」と処理され事件化されなかったと話し、「対応に不備はなかった」と主張する警察に対して、「真実を明らかにしてほしい」と訴えました。

この事件は去年10月、福岡県太宰府市で、駐車された車の中から基山町の当時36歳の主婦、高畑瑠美さんの遺体が見つかったもので、太宰府市の山本美幸被告ら男女3人が傷害致死や死体遺棄など容疑で福岡県警に逮捕・起訴され現在公判中です。