2021/04/27 (火) 19:11

上峰町で、65歳以上を対象にした新型コロナウイルスのワクチンの集団接種が、27日から始まりました。

県内では一般の高齢者を対象に、順次ワクチン接種がスタートしています。きょう上峰町で始まった集団接種は、65歳以上の高齢者が対象で30分ごとに予約を分け、合わせて45人が接種に臨みました。
27日は医師や看護師、町の職員36人が対応し、訪れた人は、体調や服用している薬の有無など医師の診察を受けたあと、1人ずつ接種を受けました。
受けた人：「やはりコロナにかかると危ないから。（痛みとかは）全然ない」「構えるというかそんな気持ちで来たけど、そんなことなかった。結構簡単に終わってほっとした。これでかからなければいいけど」
ワクチンの接種は2回必要で、接種を終えた人は早速次回の予約をしたあと、体調に変化がないかなど経過観察をしていました。

上峰町の集団接種は、毎週火曜と木曜に行われる予定で、65歳以上の約2600人のうちすでに1000人ほどが予約を済ませ、7月上旬まで埋まっているということです。
健康福祉課 江島朋子課長：「（きょうは）スムーズに接種が行われたと思っています。今後集団接種と個別接種を併用していきますが、予約を待っていただいている住民の皆さんにわかりやすい形でより早く打てるような体制づくりを整えていきたい」
県内ではこのほか、一般の高齢者を対象に基山町や鳥栖市、小城市、大町町で接種が始まっているほか、今月末から来月上旬ごろまでに吉野ヶ里町、有田町、鹿島市、江北町、武雄市などで接種がスタートする予定です。