2021/05/19 (水) 19:00

山口知事は19日、新たなコロナ対策を盛り込んだ補正予算案を発表しました。売り上げが減少した飲食店以外の中小事業者にも、幅広く支援金を出す方針です。

山口知事は19日追加の補正予算案を発表し、飲食店以外の中小事業者にも幅広く支援金を支給する方針を示しました。
対象は今年3月から6月までのいずれかの月の売り上げが、前年または前々年と比べ20％以上減少した事業者で、法人に20万円、個人に15万円を支給するとしています。
具体的には食材納入業者や酒類販売業者、おしぼり業者や運転代行業者など、1万の事業者が想定され、約17億9000万円が計上されています。

一方、県は新たに飲食店の感染対策も支援します。
アクリル板の設置や大声への注意喚起などを徹底したとして県の認証を受けた飲食店には、1店舗あたり15万円を支給するとしています。
県は6月中に申請の受付を始めたい考えで、約5000店舗を想定し約8億6000万円が計上されています。

このほか、県内3カ所目となる軽症・無症状患者用のホテルとして佐賀市の「コンフォートホテル佐賀」を借り上げる予算などが盛り込まれ、今回の補正予算案の一般会計の総額は約31億5000万円となっています。