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「元気に巣立って」建設会社が渡り鳥の子育て見守り 工事を延期【佐賀県佐賀市】

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絶滅が危惧されている渡り鳥コアジサシが佐賀市の工事現場に巣を作り、子育てに励んでいます。工事を予定していた建設会社は工事を延期し、「元気に巣立ってほしい」と温かく見守っています。

リポ:「今、ひなが姿を表しました。親鳥から餌をもらっています」

佐賀市のとある場所にある建物跡地。環境省により絶滅危惧種に指定されているカモメ科の渡り鳥コアジサシが、子育ての真っ最中です。

中野建設土木事業本部 宮崎安一さん:「(見つけた)当時はコアジサシとは気づいていなくて、何か対応できることはないかと思い動いた」

佐賀市の中野建設は、この跡地を工事現場の拠点として、資材の搬入や事務所の設置工事を予定していました。しかし今月に入り、除草作業をしていた人からの連絡を受けた日本野鳥の会佐賀県支部が中野建設に相談し、急遽延期することを決めたそうです。

日本野鳥の会 佐賀県支部 宮原明幸支部長:「『巣立つまでは工事を待つ』と言ってもらっている。本当にありがたいこと。みんなで優しく見守ってほしい」

日本野鳥の会の宮原さんによりますと、コアジサシは本来海岸の砂浜や河川敷に卵を産みます。「跡地の砂利が河川敷に似ていたから、巣を作ったのではないか」と分析しています。卵からかえったヒナは約20日で飛べるようになり、その後、オーストラリアやニュージーランドに向かって家族一斉に飛び立っていくということです。

中野建設土木事業本部 堤茂徳本部長:「体長何センチかの小さい鳥でカラスなどの天敵もいるみたいだし、元気に巣立ってほしいですよね。また会えるのを楽しみにやっていきたい」

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