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「上から決めつけないでほしい」佐賀県知事が新幹線フル規格目指す与党をけん制
2021/06/22 (火) 19:00
九州新幹線長崎ルートをめぐり、与党検討委員会の山本幸三委員長が山口知事を訪れ、フル規格で整備を進めるための佐賀県の負担軽減策などについて報告しました。
山口知事は「上から決めつけるのはやめてほしい」と応じました。
山口知事と面会したのは、長崎ルートの整備の在り方を議論する与党検討委員会の山本幸三委員長です。与党検討委員会では整備方針が決まっていない新鳥栖-武雄温泉間をフル規格で整備するにあたり、佐賀県側が懸念する財政負担と在来線の減少について負担軽減を図ろうと検討を重ねていて、22日その方向性について知事に報告しました。
長崎ルート与党検討委員会 山本幸三委員長:「最大の問題は在来線と地方負担かなと思っていて、これについて最大限どれだけできるか詰めようということで検討委員会で議論を重ねてきた」
山口知事:「与党PTが上から(フル規格と)決めつけるのはやめていただきたい。いま幅広い協議を鉄道局としているのでぜひ見守っていただきたいなと」
与党検討委員会は具体的な負担軽減策として、JR九州が国に支払う線路の使用料の支払い期間を当初の30年から延長し佐賀県の財政負担を軽くすることや、新幹線開業後も在来線の運行はJR九州が維持することなどを挙げています。
山口知事は「上から決めつけるのはやめてほしい」と応じました。
山口知事と面会したのは、長崎ルートの整備の在り方を議論する与党検討委員会の山本幸三委員長です。与党検討委員会では整備方針が決まっていない新鳥栖-武雄温泉間をフル規格で整備するにあたり、佐賀県側が懸念する財政負担と在来線の減少について負担軽減を図ろうと検討を重ねていて、22日その方向性について知事に報告しました。
長崎ルート与党検討委員会 山本幸三委員長:「最大の問題は在来線と地方負担かなと思っていて、これについて最大限どれだけできるか詰めようということで検討委員会で議論を重ねてきた」
山口知事:「与党PTが上から(フル規格と)決めつけるのはやめていただきたい。いま幅広い協議を鉄道局としているのでぜひ見守っていただきたいなと」
与党検討委員会は具体的な負担軽減策として、JR九州が国に支払う線路の使用料の支払い期間を当初の30年から延長し佐賀県の財政負担を軽くすることや、新幹線開業後も在来線の運行はJR九州が維持することなどを挙げています。
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