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夢だった「イチゴ農家になりました」東京育ち農業未経験の男性 佐賀県白石町に移住
2021/07/23 (金) 13:50

佐賀県内で奮闘する人をクローズアップする「佐賀人十色」。おととし、東京からやってきた一人の男性イチゴの研修施設トレーニングファームでの2年間の研修を終え、今年の春、いちごさん農家として歩み始めました。
【今井博亮さん】「ちょっと水がうまくかかっていない。ちょっとピンチ」
今井博亮さん、29歳生まれも育ちも東京都根っからのシティボーイです。今から2年前、東京を飛び出しイチゴ農家になるため白石町にできた研修施設トレーニングファームに入校しました。その理由は?【今井博亮さん】「農家へのインタビューをすることもあって、それで農家に魅力を感じ自分もそうなりたいと」前職は映像制作会社で、全国の食材を取り上げる番組のADとして駆け回っていた今井さん、さらに、3年前に発表された新品種「いちごさん」のPRの力の入れように惚れたといいます。
あれから2年。トレーニングファームの研修を終え、今年の春念願のいちごさん農家になりました。作付面積は16.8アールの連棟ハウス5棟、土地は地域の人に紹介してもらいました。この時期は定植して実際に収穫する苗を育てていく作業に汗を流します。【今井博亮さん】「今年は1年目だけど平均以上(の収量を)とろうという意気込みで頑張っている」10アールあたりの収量が平均4.5トンといわれるなか今井さんは平均より0.5トン多い5トンを目指しています。
そんな晴れ晴れとした表情の今井さんの隣に寄り添うのは【今井博亮さん・瑞貴さん】今井さん「こちら、妻の瑞貴です」奥様「瑞貴です」今井さん「去年11月に結婚し東京から来てくれて、よく来てくれたなと感謝の気持ちでいっぱい」実は今井さんはイチゴ農家になる準備が整った去年11月、3年間交際していた瑞貴さんと結婚。今年の2月には瑞貴さんも東京から白石町にやってきました。そしてハウスから車で2、3分ほど離れた場所には空き家をリフォームしたマイホームも。【今井瑞貴さん】「付き合いたてのときに”夢がある”というのを聞いていて”農家になる”と」【今井博亮さん】「付き合ってすぐに言ったらこれ引かれるというか”じゃあ別れる”ともしかしたら言われるんじゃないかと内心不安はあった」それどころか瑞貴さんは心から今井さんの挑戦を応援し寂しいときもありましたが、毎日電話で話すなどし遠距離の壁を乗り越えました。
そんな瑞貴さんに佐賀に来て大変なことを聞いてみると…?【今井瑞貴さん】「ムカデと方言、克服したい」一方で、佐賀の良いところは?【今井瑞貴さん】「ご近所の人がとても優しくて野菜をくれたり”大丈夫?”と声をかけてくれたり」そして現在、瑞貴さんも休日や時間があるときはハウスの仕事を手伝っています。【今井瑞貴さん】「主人から手伝ってと言われた」「私も手伝うのか!?と思った」東京では農作業どころか屋外での仕事は全く経験がありませんでしたが、今では鳥のさえずりを聞きながら新鮮な気持ちで楽しんでいるそう。
【今井さん】「こんにちは~どがんですか~」今井さんのハウスの隣には研修を共に乗り越えた同志、高橋秀樹さんのハウスも。今井さん「苗がでかいですね。何か特別なことしてるんですか?」高橋さん「いや、多分水やりすぎかな」良きライバルであり良き理解者の2人公私ともに仲良しです。【高橋秀樹さん】「すごく野心的でやる気のある農家」
トレーニングファームに入校するときはスローライフを夢見ていた今井さん。将来的にはイチゴ以外の農作物にも挑戦していきたいという気持ちが芽生えてきたといいます。【今井博亮さん】「いざ自分がイチゴを育てるようになったら今度はどれだけとってやるかという闘争心が芽生えてきて。もう、やってやります!」
*JAさが白石地区のイチゴ農家は1997年のピーク時に250戸だったのが、現在は131戸と半数ほどに減少。
【今井博亮さん】「ちょっと水がうまくかかっていない。ちょっとピンチ」
今井博亮さん、29歳生まれも育ちも東京都根っからのシティボーイです。今から2年前、東京を飛び出しイチゴ農家になるため白石町にできた研修施設トレーニングファームに入校しました。その理由は?【今井博亮さん】「農家へのインタビューをすることもあって、それで農家に魅力を感じ自分もそうなりたいと」前職は映像制作会社で、全国の食材を取り上げる番組のADとして駆け回っていた今井さん、さらに、3年前に発表された新品種「いちごさん」のPRの力の入れように惚れたといいます。
あれから2年。トレーニングファームの研修を終え、今年の春念願のいちごさん農家になりました。作付面積は16.8アールの連棟ハウス5棟、土地は地域の人に紹介してもらいました。この時期は定植して実際に収穫する苗を育てていく作業に汗を流します。【今井博亮さん】「今年は1年目だけど平均以上(の収量を)とろうという意気込みで頑張っている」10アールあたりの収量が平均4.5トンといわれるなか今井さんは平均より0.5トン多い5トンを目指しています。
そんな晴れ晴れとした表情の今井さんの隣に寄り添うのは【今井博亮さん・瑞貴さん】今井さん「こちら、妻の瑞貴です」奥様「瑞貴です」今井さん「去年11月に結婚し東京から来てくれて、よく来てくれたなと感謝の気持ちでいっぱい」実は今井さんはイチゴ農家になる準備が整った去年11月、3年間交際していた瑞貴さんと結婚。今年の2月には瑞貴さんも東京から白石町にやってきました。そしてハウスから車で2、3分ほど離れた場所には空き家をリフォームしたマイホームも。【今井瑞貴さん】「付き合いたてのときに”夢がある”というのを聞いていて”農家になる”と」【今井博亮さん】「付き合ってすぐに言ったらこれ引かれるというか”じゃあ別れる”ともしかしたら言われるんじゃないかと内心不安はあった」それどころか瑞貴さんは心から今井さんの挑戦を応援し寂しいときもありましたが、毎日電話で話すなどし遠距離の壁を乗り越えました。
そんな瑞貴さんに佐賀に来て大変なことを聞いてみると…?【今井瑞貴さん】「ムカデと方言、克服したい」一方で、佐賀の良いところは?【今井瑞貴さん】「ご近所の人がとても優しくて野菜をくれたり”大丈夫?”と声をかけてくれたり」そして現在、瑞貴さんも休日や時間があるときはハウスの仕事を手伝っています。【今井瑞貴さん】「主人から手伝ってと言われた」「私も手伝うのか!?と思った」東京では農作業どころか屋外での仕事は全く経験がありませんでしたが、今では鳥のさえずりを聞きながら新鮮な気持ちで楽しんでいるそう。
【今井さん】「こんにちは~どがんですか~」今井さんのハウスの隣には研修を共に乗り越えた同志、高橋秀樹さんのハウスも。今井さん「苗がでかいですね。何か特別なことしてるんですか?」高橋さん「いや、多分水やりすぎかな」良きライバルであり良き理解者の2人公私ともに仲良しです。【高橋秀樹さん】「すごく野心的でやる気のある農家」
トレーニングファームに入校するときはスローライフを夢見ていた今井さん。将来的にはイチゴ以外の農作物にも挑戦していきたいという気持ちが芽生えてきたといいます。【今井博亮さん】「いざ自分がイチゴを育てるようになったら今度はどれだけとってやるかという闘争心が芽生えてきて。もう、やってやります!」
*JAさが白石地区のイチゴ農家は1997年のピーク時に250戸だったのが、現在は131戸と半数ほどに減少。
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