2022/05/20 (金) 11:40

佐賀銀行と佐賀共栄銀行が、2022年3月期の決算を発表しました。
いずれも貸出金利息などが増え、増収増益となりました。

佐賀銀行の2022年3月期の連結決算は、前の年の同じ期と比べ、売上高にあたる経常収益が6.5%増の438億6100万円、経常利益は65.5%増の69億7500万円となり、増収は3期ぶり、増益は2期ぶりとなっています。
貸出金利息や有価証券の利息配当金などの増加のほか、店舗統合などによる経費削減が主な要因で、本業でのもうけを示す「対顧客利益」は、26億1200万円になり、2年続けて黒字となりました。

一方、佐賀共栄銀行も貸出金利息などの増加のほか、国債などの債権償却が減少したことなどにより、経常収益が4.1%増の61億2500万円、経常利益が88.5%増の11億2400万円で、4期ぶりの増収増益となりました。