2022/06/06 (月) 17:20

6月5日の「環境の日」にあわせ長い歳月をかけたものの良さを伝えようと佐賀市の築200年以上の古民家でピアノの演奏会が開かれました。

この演奏会は6月5日の「環境の日」にあわせ持続可能性をテーマに企画されたものです。
5日は築200年以上の古民家を会場に20年ほど置き去りにされていた古いピアノを佐賀市の即興演奏家こがよしこさんが演奏しました。
こがさんは、15年ほど前に福岡県朝倉市の倉庫に眠っていた戦前のピアノを弾き長い歳月を経たからこそ生まれる音色に感動してから廃校などの古いピアノを探し演奏を続けています。

【こがよしこさん】
「20年振りに音出したよ、ちょっと声出して、みたいな感じで弾いてみた」

【演奏を聴いた人】
「とてもピアノが上手くて昔の感じがよく伝わりました」

演奏会が開かれた古民家「えんにち」は芸術家や地域の人の交流拠点にしようと改装されていて、6月30日までは国内外のアーティストによる環境や平和をテーマにした作品約50点が展示されているということです。