2022/07/20 (水) 17:17

アクセルとブレーキの踏み間違えによる高齢ドライバーの交通事故が相次いでいることを受け、安全運転をサポートする車を普及させようと鳥栖市で体験会が開かれました。

この体験会は、鳥栖警察署と自動車販売協会連合会佐賀県支部の会員ディーラーが協力して、2018年から開いているものです。
20日は鳥栖市内に住む65歳以上の高齢ドライバー約20人が参加しました。
参加者は、自動車販売会社の社員が運転する車の助手席に乗り、自動ブレーキや誤発進を防ぐ装置の説明を受けながら、安全運転サポート車の機能を体験していました。

【参加した高齢ドライバー】
「衝撃がすごかった。この次、車を買い替えるときは考えようかなと思う」

【鳥栖警察署 島内幸将交通課長】
「サポカーをつけてもらうことで事故の防止や被害軽減につながるので一つの選択肢として考えてもらえるようにこの機会を設けた」

警察によりますと、2021年1年間に県内で起きたアクセルとブレーキの踏み間違えによる高齢ドライバーの事故は24件で、このうち75歳以上が約3割を占めているということです。