2022/07/31 (日) 18:00

2021年3月に亡くなったみやき町出身の柔道のオリンピック金メダリスト古賀稔彦さんの志を子どもたちへ継承しようと銅像が制作されました。

この銅像は、全国660人以上の寄付などによって制作されたもので、古賀さんが1992年のバルセロナオリンピックで金メダルを獲得した7月31日にあわせ、31日、披露されました。
式には母親の愛子さんや3人の子どもたちなど約20人が参加しました。

【古賀さんの長男古賀颯人さん（24）】
「とても表情が似ているので思い出すような感じ。柔道の勝ち負けよりも人としてしっかり成長していきなさい、常にと言っていた」

また、古賀さんと同じくバルセロナオリンピック・柔道金メダリスト吉田秀彦さんが30年前のきょうの試合の思い出を語りました。

【バルセロナ五輪柔道金メダリスト・吉田秀彦さん】
「判定の瞬間、古賀先輩のお守りを預かっていたんですけど、それを握りしめて『赤、赤、赤』と神様にお祈りしました。赤い旗が上がった時に何とも言えない感じ。自分が優勝した時よりも嬉しかった」

銅像はSAGAサンライズパーク総合体育館・柔道場前に設置されています。