2022/08/25 (木) 19:15

佐賀県は25日、物価高騰や新型コロナ対策などを盛り込んだ約106億円の補正予算案を発表しました。コロナ対策では、病院や施設での面会を支援する費用なども盛り込まれています。

県の9月の補正額は、物価高騰やコロナ対策を中心に約106億円となっています。

【山口知事】
「ずっと家族と会えていないということで、気持ちが萎えている人が非常に多いという声が多くの現場や病院から届いている」

このうち、コロナ対策では多くの病院や施設で制限されている「家族との面会」を支援する事業に約5億3000万円が盛り込まれています。
具体的には、アクリル板で仕切りをつけた非接触型の面会室の整備や、オンライン面会のためのタブレットの購入費などを支援する方針です。

このほか、JR鍋島駅から有田駅の区間で交通系ICカードを新たに使えるようにするため、設備の導入費として約4億8000万円を計上しています。
補正予算案は9月1日に開会する県議会に提出されます。