2023/01/31 (火) 18:50

地元に作られている道路について知ることで、子供たちに建設業に興味を持ってもらおうと、小学生を対象に現場見学会が開かれました。

この取り組みは、佐賀唐津道路のうち、佐賀市内の約4.2キロメートルを繋ぐ「佐賀道路」を建設している佐賀道路安全協議会が開いたものです。
31日は、佐賀市嘉瀬町の嘉瀬小学校の6年生31人が建設現場を訪れ、現在行われている工事の内容や道路建設の仕組みについて話を聞きました。
このあと、近くの工事現場に移動し、のちに道路の一部となるコンクリートの壁にそれぞれの将来の夢を書いていました。

【児童】
「（夢は）建築士。ここに書いたからには夢を叶えたい」
「めったにない経験だと思うので、きょう書いた思い出をこれからも覚えていたい」

【佐賀道路安全協議会 澤浦房雄会長】
「このような機会に、道がどのように作られているのか少しでも理解してもらえたらうれしい」

この取り組みは2023年で2回目だということです。

佐賀唐津道路は、有明海沿岸道路の嘉瀬南インター近くに整備される佐賀ジャンクションを起点に、厳木多久道路を経由し唐津市に至る約40キロを結びます。
この区間で約21分間の短縮を見込んでいるということです。