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「凍結」どう防ぐ?1月の寒波 水道管の凍結相談が1200件以上も【佐賀県】

2023/02/01 (水) 18:15

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1月24日から26日にかけて全国を襲った強い寒波の影響で、県内でも水道管の凍結が多発、寄せられた相談は少なくとも1200件以上に上りました。
ウエザーニューズによりますと、2月5日には最低気温がマイナス1℃の予想も。
水道管の凍結をどう防ぐことができるのか取材しました。

1月24日から26日にかけて全国を襲った大寒波。
県内各地でも最低気温が氷点下を記録し、雪や路面凍結が原因とみられる交通事故が多発しました。
ほかにも、気温の低下により各地で、水道管が凍結し、漏水などの被害がありました。
給湯器の修理や販売などを行っている佐賀市のアースアクト。
1月23日から30日までで客からの問い合わせが約400件あったということです。

【アースアクト 柳場郁乃さん】
「『お湯がでなくなってしまった』『給湯器本体から水が漏れてしまっている』『凍結で配管のほうが破裂しているんじゃないか』とかそういったお問い合わせをいただいております」

修理のために客の家を訪れた従業員が確認したところ、凍結が原因で配管が破損していた住宅もあったといいます。

【アースアクト 柳場郁乃さん】
「凍結して溶けたあとに氷になっている部分があるんですけども、そこが流れて圧力がかかることによって、配管と部品同士がつながっているジョイントが抜けてしまったりですとか配管に穴が開く“ピンホール”が発生しまして漏れにつながっていきます」

凍結を防ぐためにどのようなことができるのでしょうか。

【アースアクト 馬郡和也部長】
「新聞紙だったりとかタオルなどを配管に巻いてあげることによって、さらに凍結を予防する対策にもなります。タオルを巻いたときなどは雪などで濡れてしまって凍ってしまったりもするのでビニールをかぶせて巻いてあげることによって濡れたりして凍らないようにもするような対策も必要かと思います」

屋内でも有効な対策があるといいます。

【アースアクト 馬郡和也部長】
「給湯の温度を一番低く設定してもらって、蛇口を水を出しとくんじゃなくてお湯側に目一杯して糸を引くようなくらいな形でも良いので水を出しとってもらうとお湯の配管・水の配管ともに動いてくれるので配管が凍りにくくなります」

また、自動で湯を張ったり追い炊きができる給湯システムであれば、凍結防止の機能がついていることもあるということです。

【アースアクト 馬郡和也部長】
「前の日の残り湯もしくは水を浴槽のアダプターの上っ面より上3センチぐらいまで最低でもためていただいておいておくと、外気温が低くなったときに自動的に凍結防止機能が動いてくれます」

実際に凍結してしまったときにできることは…

【アースアクト 馬郡和也部長】
「凍ったときには10℃から20℃のぬるま湯を配管にゆっくりかけてあげることも対策のひとつになります。熱湯をかけてしまうと配管がいきなり急な温度の変化で破裂してしまうおそれもありますので、必ずぬるま湯のほうで対応をお願いします」
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