2023/02/23 (木) 11:55

唐津市は合併後で最大規模となる新年度の当初予算案を発表しました。IT技術で市民サービスを向上させるDXの推進に12億円余りが計上されています。

唐津市の来年度の当初予算案は、一般会計で735億5千万円と合併後で最大規模となりました。重点項目はIT技術で市民サービスを向上させるDXの推進で12億円余りが計上されています。

【峰達郎 唐津市長】
「私たち役所だけではなく民間の方々、市民の方々一緒になって本市がスマートシティ唐津として一歩を踏み出したんだという認識をいただきたい」

具体的にはコンビニや郵便局のない地域にオンライン端末を配備したワゴン車で出向いて行政手続きを行う、本格運用は県内で初めての「移動型行政サービス」などとなっています。
このほか交通弱者への対策としてバスの本数が少ない地域にタクシーを常駐させることや、オンライン予約システムなども盛り込まれています。
また、来年の国スポに向けてはトライアスロンやセーリングなどのリハーサル大会の運営、施設整備などに10億円を計上しています。
このほか、アフターコロナの消費喚起策として去年に続きプレミアム（25％）付きの電子商品券などを発行するということです。
当初予算案は今月27日に開会する定例議会に提案されます。