2023/03/20 (月) 18:40

災害時の非常食として役立ててもらおうと、製パン会社の会長が神埼市に保存期間の長い備蓄用のパンを贈りました。

福岡県大野城市に本社を置く「リョーユーパン」の北村俊策会長は、災害時の非常食として役立ててもらおうと、九州の各自治体などに個人でパンを寄付をしています。
20日、北村会長は神埼市役所を訪れ、内川修治市長に3000食分のパンを贈りました。
神埼市によりますと、2022年もパンの寄付を受けていて、2022年9月の台風では避難所でパンを提供。
避難した人たちからは、「すぐに食べられて良い」、「柔らかくておいしかった」といった声が聞かれたということです。

【リョーユーパン 北村俊策会長】
「飢えをなくすというのが一番。気分的にも落ち込んでいるところで、避難者の方たちが救われると思う」

贈られたパンは、災害時の非常食用に製造されているもので、未開封であれば製造から3年間保存できるということです。