2023/06/30 (金) 18:26

生まれ育った境遇に左右されず社会性や生活習慣を身につけてもらおうと、みやき町は子供たちの居場所づくりに取り組む団体と協定を結びました。

協定書を締結したのは、みやき町と全国で「青少年の健全育成」を理念に活動している「B＆G財団」です。
この取り組みでは、ひとり親や生活に困っている家庭など複雑な家庭環境の子供たちを平日の午後4時から9時まで町内の施設で預かります。
学習や食事、入浴などの生活面を支援しながら子供たちに生活習慣などを身につけさせ社会的に孤立しないようにしていくということです。
7月3日から運用が始まり、財団は施設の整備費と当面の運営費を補助し、運営は町が委託した久留米市のNPO法人が担います。

【NPO法人わたしと僕の夢 佐藤有里子代表理事】
「ここがあることによって子供たちが安心して日々生活できて成長できる地域になれるように。よかったとちょっとでも負担が減ったと言われるような温かい場所にしていきたい」

みやき町は「子育て支援の町」を掲げていて、自治体が主導でこうした取り組みをするのは県内ではみやき町が初めてということです。