2023/07/05 (水) 17:18

食中毒が増える夏、衛生管理を徹底してもらおうとスーパーなどでの食品の管理方法を保健所の職員が確認する県下一斉の立ち入り検査が始まっています。

立ち入り検査は、食中毒が発生しやすい夏場にあわせ県内で食品の製造や加工、販売などを手掛ける施設を対象に県が毎年行っているものです。

【佐賀中部保健福祉事務所 杉本翔太係長】
「こちらの魚、保存温度4℃以下で管理するとしているので実際にこの温度計で4℃以下になっているか確認している」

佐賀市のスーパーでは5日、保健所の職員が、適切な温度で商品が管理されているか、表面温度計で測っていました。
また、含まれる食品添加物を表示しているかなども確認します。
仮に違反していた場合は訂正シールを貼り付けたり食品を回収したりするということです。

【佐賀中部保健福祉事務所 杉本翔太係長】
「特に夏は車の中も高温になるので例えば保冷バックを活用して食材が痛まないように十分温度管理気を付けていただきたい」

県は8月末までにスーパーや食品加工場、飲食店など県内2500カ所を立ち入り検査する予定です。