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各地で平和集会 被爆体験者や高校生の平和大使が講演 平和の大切さ考える【佐賀県】

2023/08/02 (水) 18:13

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被爆体験をした人などに話を聞き生徒達に平和の大切さについて考えてもらおうとみやき町と佐賀市の学校で平和集会が開かれました。

「キノコ雲がもくもくとあがり、平素、見たことがない光景に度肝を抜かれました」

この集会は、生徒達に平和について考えてもらおうとみやき町の中原中学校で夏休み中の登校日に毎年開かれているものです。
2日は、地域の老人クラブに所属する土師嘉吉さんが5歳の頃、住んでいた長崎市内で被爆したときの体験談などを語りました。
また、PTA役員による平和への願いを込めたピアノ演奏も行われ生徒たちは演奏に耳を傾けていました。

【生徒】
「土師さんの話を聞いて戦争は怖いと思ったし、こういうことに繋がらないことを自分達もしていかなければと思った」

【生徒】
「今じゃ考えられないことなので二度と起こってほしくない」

集会の最後には公募で集まった生徒たちが絵本の詩を朗読し、改めて平和の大切さを深く考えていました。



「まずは何より関心を持つことが大事。どうしてこうなっているんだろうとか」

一方こちらは、佐賀市の小中一貫校三瀬校。
講演したのは第26代高校生平和大使で致遠館高校2年の倉田律さんです。
中学部の約30人を前に「物事を知ると自分の意見が出てくるが、それが正解とは限らない。だからこそたくさんの人と対話してさまざまな意見を聞くことが平和へとつながる」と話していました。
倉田さんの講演は高校生平和大使の活動を知った三瀬校中学部の生徒会が企画して実現したということです。

【中学3年】
「まずはニュースとか見たりして興味持ったり周りと伝えあっていこうと思った」

【中学2年】
「みんなのこと考えながら自分の意見伝えていきたい」

倉田さんは大使として、8月19日からスイス・ジュネーブの国連ヨーロッパ本部に出向き英語のスピーチで核兵器廃絶などを訴える予定です。
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