2023/08/05 (土) 12:00

　盆の時期にお供え物やおもてなしの料理などに使われるレンコン。全国有数の産地・白石町では5日から集中出荷が始まりました。

　このうち白石町の生産者・大串修平さんは5日朝から箱詰めなどの作業に追われていました。盆の時期にあわせて出荷するのは「金澄（かなずみ）３４号」という早生品種で、新鮮さを保つため泥をつけたまま梱包します。
　先月の大雨の影響で一時生育が進まなかったということですが、その後は天候に恵まれ質・量ともに平年並みだということです。
【生産者・大串修平さん】
「この時期のレンコンはシャキシャキとした食感でみずみずしく、とてもおいしいので、ぜひレンコンを食べてこの暑い夏を乗り越えてほしい」

　大串さんは年間およそ４０トンのレンコンを生産していて、そのうち盆用は３トンほどだということです。ＪＡが管轄する集中出荷は７日まで続き、県内をはじめ全国各地に出荷されます。