2023/08/29 (火) 12:00

県内の7月の有効求人倍率は1.36倍と18カ月連続で1.3倍を超え、高い水準が続いています。

佐賀労働局によりますと、県内で仕事を探す人1人に何件の求人があるかを示す有効求人倍率は7月が1.36倍と18カ月連続で1.3倍を超える高い水準となっています。
新規求人数は夏休み期間の人出を見込み小売業で大幅に増加したことから、6.4%増加しています。
一方、売り手市場を背景により良い条件を求めて求職活動を長期化する動きがあり、新規求職者数は1.3%増加しました。
このほか、県内の高卒者向けの求人倍率も人手不足で求人の提出を早める傾向がみられ、2.36倍と過去最高を更新しました。

佐賀労働局は「雇用状況は回復に向かっている。物価の上昇や、中国が日本の水産物の輸入を止めていることが佐賀の求人にどう影響がでるのか注視したい」としています。