2023/11/06 (月) 18:40

佐賀大学の学生など佐賀にゆかりのあるキャストやスタッフで制作した映画「つ。」が今週10日から県内で公開されます。6日は監督らが県庁へPRに訪れました。

県庁を訪れたのは、今週金曜日10日から県内で公開される映画「つ。」の監督U（ユウ）（※Uの上に点二つ）inose（イノセ）さんと、主演を務める佐賀大学4年の山下万希さんなどです。
全編が県内で撮影された映画「つ。」。
タイトルの「つ」は佐賀弁で「かさぶた」を意味し、「傷を負うことが新しい自分をつくる」というメッセージが込められています。
主演の山下さんは、人間関係や成績不振に悩みながら様々な人との共同生活を通じて成長していく高校生を演じています。

キャストやスタッフ約300人全員が、佐賀にゆかりがあるというこの映画は、去年の秋に完成したあとフランスやスペインなど11カ国の映画祭に出品し、作品賞など10の賞を獲得しました。

【U inose監督】
「青春って10代の人だけではなく、大人になってもこの場所で今の自分でいろいろなことができるっていうことを感じてほしい」

【主演佐賀大学4年 山下万希さん】
「佐賀の風土を味わいつつも、人間的なストーリーも楽しめるんじゃないか」

映画は10日から2週間、佐賀市のイオンシネマ佐賀大和で先行公開されます。