佐賀のニュース
佐賀空港に"外貨の自動両替機"を設置 通訳・手続なしで12種類通貨をスムーズに日本円に交換
2023/11/30 (木) 18:40
シリーズでお伝えしている「サガリサーチα」、今回は再び軌道に乗り始めている佐賀空港の話題です。コロナ禍での運休を経て相次いで国際線が運航を再開し佐賀を訪れる外国人も増えています。こうした中空港に初めて設置されたのは“外貨”に対応した両替機です。
【韓国から(武雄市を観光)】
「武雄市の樹齢3000年の大楠がとても印象的だった」
「武雄神社で手を洗ったり、お賽銭を投げ鈴を鳴らしたりし、すべてが面白かった」
佐賀市にある佐賀空港。ロビーには多くの外国人観光客の姿が。4月に台北便、9月には上海便とソウル便が相次いで運航を再開し、連日、佐賀を訪れています。そうしたなか、空港1階の到着ロビーに10月に設置されたのが…
【川浪リポーター】
「こちらが佐賀空港に初めて設置された外貨の両替機です。通訳なしに手続きもせず、12種類の通貨をスムーズに日本円に交換できます」
国際線が就航している中国の元や韓国のウォンはもちろん、ドルやユーロ、ポンドなど12種類の通貨で利用でき、英語、中国語、韓国語やドイツ語など10カ国の言語に対応しています。
なかには以前旅行へ行ったときの外貨を日本円に戻している人も。しかし日本円から外貨への交換はできないということです。到着ロビーを出てすぐの両替機に観光客も注目していました。
【韓国から 20代】
「私は韓国で事前に両替してきたけど、空港に着いてみたらあそこにもあるし、とても便利だと思う」
【韓国から 30代】
「私はまだ使ったことはないが、急に必要な状況になったら利用すると思う」
佐賀空港では初となる外貨の自動両替機。設置の背景には外国人旅行者の増加による空港業務の多忙さがありました。
【佐賀ターミナルビル 成瀬博さん】
「これまでは外貨両替対応は、われわれ空港ビル職員が対応していた」
外貨の両替が始まったのは国際線が就航して2年後の2014年。その後約6年間、韓国や台湾など便数が増えていく中、両替は、空港を管理する佐賀ターミナルビルの職員10人ほどで対応していました。
【佐賀ターミナルビル 江越由紀子さん】
「事務所がオープンしている時間はずっと対応していて、常に2人体制で金種などを確認していたので、その対応は結構大変だった。ジェスチャーや片言の英語の単語を並べたような感じで対応していた」
1日に10件を超える依頼や大量に交換する観光客も。週に何度も職員が銀行に行くなど対応にかなりの時間をとられていたため、施設管理やテナントの誘致など本来の業務にも支障が出ていました。
そこで今回、国際線の運行再開に合わせ設置することに。国内では長崎空港など500カ所で導入されていて、県内では外国人観光客の訪問先として人気の有田ポーセリンパークにも設置されています。佐賀空港での利用も順調ということです。
【佐賀ターミナルビル 江越由紀子さん】
「外貨両替機ができたことによって、私たちももちろんだが、お客様にとって、言語も選べるのでそのような対応がすごく楽になった」
県のまとめによりますと、国際線は上海便を除く2便は運航再開後、搭乗率も好調です。台北便の搭乗率は再開した4月は85.1%でそれ以降は90%を超えています。また9月に運行再開したソウル便も9月が77.8%、10月は74%と搭乗率はコロナ前の水準まで戻ってきています。佐賀ターミナルビルは両替対応にあてていた時間を、通常の空港業務のほか、有料ラウンジなど飛行機に乗らなくても楽しめるサービスの充実につなげたいとしています。さらに気軽に両替ができることで佐賀での消費拡大にも期待したいとしています。
【佐賀ターミナルビル 成瀬博さん】
「今年佐賀空港は国際線の台湾・ソウル・上海が復便し、これからますます海外のお客様が来られるので、多数のお客様に外貨両替機を使っていただければ」
【韓国から(武雄市を観光)】
「武雄市の樹齢3000年の大楠がとても印象的だった」
「武雄神社で手を洗ったり、お賽銭を投げ鈴を鳴らしたりし、すべてが面白かった」
佐賀市にある佐賀空港。ロビーには多くの外国人観光客の姿が。4月に台北便、9月には上海便とソウル便が相次いで運航を再開し、連日、佐賀を訪れています。そうしたなか、空港1階の到着ロビーに10月に設置されたのが…
【川浪リポーター】
「こちらが佐賀空港に初めて設置された外貨の両替機です。通訳なしに手続きもせず、12種類の通貨をスムーズに日本円に交換できます」
国際線が就航している中国の元や韓国のウォンはもちろん、ドルやユーロ、ポンドなど12種類の通貨で利用でき、英語、中国語、韓国語やドイツ語など10カ国の言語に対応しています。
なかには以前旅行へ行ったときの外貨を日本円に戻している人も。しかし日本円から外貨への交換はできないということです。到着ロビーを出てすぐの両替機に観光客も注目していました。
【韓国から 20代】
「私は韓国で事前に両替してきたけど、空港に着いてみたらあそこにもあるし、とても便利だと思う」
【韓国から 30代】
「私はまだ使ったことはないが、急に必要な状況になったら利用すると思う」
佐賀空港では初となる外貨の自動両替機。設置の背景には外国人旅行者の増加による空港業務の多忙さがありました。
【佐賀ターミナルビル 成瀬博さん】
「これまでは外貨両替対応は、われわれ空港ビル職員が対応していた」
外貨の両替が始まったのは国際線が就航して2年後の2014年。その後約6年間、韓国や台湾など便数が増えていく中、両替は、空港を管理する佐賀ターミナルビルの職員10人ほどで対応していました。
【佐賀ターミナルビル 江越由紀子さん】
「事務所がオープンしている時間はずっと対応していて、常に2人体制で金種などを確認していたので、その対応は結構大変だった。ジェスチャーや片言の英語の単語を並べたような感じで対応していた」
1日に10件を超える依頼や大量に交換する観光客も。週に何度も職員が銀行に行くなど対応にかなりの時間をとられていたため、施設管理やテナントの誘致など本来の業務にも支障が出ていました。
そこで今回、国際線の運行再開に合わせ設置することに。国内では長崎空港など500カ所で導入されていて、県内では外国人観光客の訪問先として人気の有田ポーセリンパークにも設置されています。佐賀空港での利用も順調ということです。
【佐賀ターミナルビル 江越由紀子さん】
「外貨両替機ができたことによって、私たちももちろんだが、お客様にとって、言語も選べるのでそのような対応がすごく楽になった」
県のまとめによりますと、国際線は上海便を除く2便は運航再開後、搭乗率も好調です。台北便の搭乗率は再開した4月は85.1%でそれ以降は90%を超えています。また9月に運行再開したソウル便も9月が77.8%、10月は74%と搭乗率はコロナ前の水準まで戻ってきています。佐賀ターミナルビルは両替対応にあてていた時間を、通常の空港業務のほか、有料ラウンジなど飛行機に乗らなくても楽しめるサービスの充実につなげたいとしています。さらに気軽に両替ができることで佐賀での消費拡大にも期待したいとしています。
【佐賀ターミナルビル 成瀬博さん】
「今年佐賀空港は国際線の台湾・ソウル・上海が復便し、これからますます海外のお客様が来られるので、多数のお客様に外貨両替機を使っていただければ」
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