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白血病のがん細胞 "特定の代謝酵素"を突き止めた 有効な治療法が確立できる可能性 佐賀大学【佐賀県】
2024/01/29 (月) 18:40
ウイルス感染によって発症し、有効な治療法が確立されていない1種の白血病をめぐり、佐賀大学の研究グループががん細胞が、頻繁に作る特定の代謝酵素を突き止めたと発表しました。新たな治療法の開発につながるということです。
これは29日の佐賀大学の定例会見で、医学部の木村晋也教授などが明らかにしたものです。
木村教授のグループは、ウイルス感染によって発症する血液のがん「成人T細胞白血病」について7年前から研究を進めてきました。
今回、この白血病のがん細胞で特定の代謝酵素が頻繁に作られていることが分かり、この酵素に作用する薬を開発すれば有効な治療法が確立できる可能性があるということです。
この酵素は肺がんや肝臓がんなどにもよくみられることから、他のがんへの応用も期待されています。
「成人T細胞白血病」は日本で80~110万人の感染者がいると推計され、発症する割合は2%から5%と低いものの、進行が早い場合、診断から1年後の生存割合は40%となっていて、有効な治療法の開発が求められています。
これは29日の佐賀大学の定例会見で、医学部の木村晋也教授などが明らかにしたものです。
木村教授のグループは、ウイルス感染によって発症する血液のがん「成人T細胞白血病」について7年前から研究を進めてきました。
今回、この白血病のがん細胞で特定の代謝酵素が頻繁に作られていることが分かり、この酵素に作用する薬を開発すれば有効な治療法が確立できる可能性があるということです。
この酵素は肺がんや肝臓がんなどにもよくみられることから、他のがんへの応用も期待されています。
「成人T細胞白血病」は日本で80~110万人の感染者がいると推計され、発症する割合は2%から5%と低いものの、進行が早い場合、診断から1年後の生存割合は40%となっていて、有効な治療法の開発が求められています。
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