2024/03/18 (月) 17:16

神埼市で起きたふるさと納税をめぐる官製談合事件で、当時の市長が逮捕・起訴されたことなどを受け、市議会は18日、再発防止を目的とした特別委員会を設置しました。

【神埼市中野均 市議】
「これまでの市政の監視体制を改めて検証し、調査・検討することを目的に特別委員会を設置するものであります」

神埼市議会は定例議会の最終日となった18日、官製談合事件の再発防止などに向け監視機能の強化を目指す特別委員会の設置を提案し、全会一致で可決されました。

この問題は神埼市が公募したふるさと納税に関する業務委託契約をめぐり、入札情報を業者側に漏らしたなどとして、官製談合防止法違反の罪などで当時の内川修治市長が逮捕・起訴された一連の事件を受けたものです。
この特別委員会は18人の市議全員で構成し、今後は、他の自治体の視察などを通じて意見書をまとめる考えです。
また、新しい市長を決める選挙は4月21日に告示、28日投開票で行われます。