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日本トップクラスの“スピード”で国スポの頂点目指す フェンシング・雨田由香選手【佐賀県】
2024/06/12 (水) 18:21

シリーズでお伝えしている「かちスポ」
今回は、フェンシングで国スポの頂点を見据える女性。
一瞬の駆け引きや瞬発力が問われる競技で、日本トップクラスの“スピード”に磨きをかけています。
勝負は一瞬。瞬間の判断が、明暗を分けます。
【雨田由香選手】
「駆け引きの中で自分が思うように相手をコントロールじゃないですけど、仕掛けて決められた時がすごく楽しいです」
フェンシング・雨田由香選手24歳。
今年佐賀で開催される国民スポーツ大会で頂点を目指しています。
佐賀市のSAGAプラザフェンシング場。
黙々とトレーニングに励んでいるのが雨田選手です。
フェンシングは、フルーレ、エペ、サーブルの3種目に分かれていて、剣の形状や得点の有効面などが違います。
その中でも、雨田選手の専門はサーブルです。
通常、サーブルの団体戦は3人で行われ、9セットで先に45点取ったチームが勝利となります。
フルーレとエペは「突き」のみ有効ですが、サーブルは「斬り」があるため、ダイナミックな攻防になるのが特徴です。
【雨田由香選手】
「サーブルという種目は、すごく迫力のある種目なので、その迫力を見ている方々に伝えていきたいなという風に思う」
そんな雨田選手、中学生の頃はバスケットボール部に所属し、積極的に得点を取るフォワードとして活躍していました。
フェンシングは全くの未経験でしたが、運動神経の良さが地元の関係者の耳に入り、誘われたといいます。
【雨田由香選手】
「フェンシングはマイナー競技で、競争率も少なかったんで1年生から全国に行けて…」
「未知の世界を見たい」という思いで高校生からフェンシングを始めると、半年後、いきなり全国大会で優勝。
他にも、日本代表を決めるJOCジュニアオリンピックカップでサーブル個人優勝。
国際大会にも出場し、経験を積んできました。
【雨田由香選手】
「スピードだったり、ボールに対しての粘り強さ、フェンシングでもどんなに離されても粘り強く、しっかり点数を取るというところがバスケからフェンシングに活きているかなと思います」
その後、県内の関係者から声がかかり拠点を佐賀に移した雨田選手。
最大の武器は「スピード」です。
【渡部達郎コーチ】
「身長が小柄(155cm)なんですけど、スピードが日本トップクラスのスピードを持っている選手です。普段通りできれば、間違いなく国スポ優勝すると思いますので」
練習仲間も…
【佐賀クラブ練習仲間 原田渉未さん】
「一番すごいのはやっぱりスピードが本当に速いから追いつけない。負けちゃうな、そこのスピードは」
一般的にフェンシングでは身長が高いと剣の攻撃が届く距離が長くなるため有利だと言われています。
その身長を補うために、速いスピードを保ったままの攻撃を繰り返し行う練習を30分間ひたすら続け、スピードを出すための基礎作りであるフィジカルトレーニングも欠かしません。
練習時間は、プレイヤーとしてだけでなく、指導側にも回ります。
「さっき思ったんだけど、全部相手のアクションを見ちゃっているから、自分で決めて入るとかをもっとしても良いと思う」
【佐賀商業フェンシング部 金井さちさん】
「言葉でも行動でも示してくれるのですごく分かりやすくて、ここがダメだというところをしっかり一つ一つ教えてくれるので自分でも上達しているのが分かるのですごくうれしいです」
基本的には自炊し、バランスの良い食事を心がけています。
Q.包丁を使わない理由は?
A.「包丁で手を切っちゃうことがあるので、フェンシングはやっぱり手を使う競技なのでそこは少し意識しながら、包丁で切る料理が多いです。違う、ハサミだ」
【雨田由香選手】
「ご飯に牛乳なんですよ、自分。ちょっと身長伸びろーっていう気持ちで飲んでいます」
もともとは小食の雨田選手。競技で勝つために食事もストイックです。
【雨田由香選手】
「どうしても身長が低いので、大きい相手に対してパワー負けしてしまう部分があるので、そこをたくさん食べて補う努力はしています。たくさん量を食べることが出来ないので、4回に分けて食べるようにしています」
フェンシングを始めて10年。
武器のスピードに磨きをかけ、国スポでの優勝を目指します。
【雨田由香選手】
「たくさん応援して下さる方がいるので、一生懸命戦っている姿を、優勝している姿を見せて恩返ししていけたらなって思っています」
今回は、フェンシングで国スポの頂点を見据える女性。
一瞬の駆け引きや瞬発力が問われる競技で、日本トップクラスの“スピード”に磨きをかけています。
勝負は一瞬。瞬間の判断が、明暗を分けます。
【雨田由香選手】
「駆け引きの中で自分が思うように相手をコントロールじゃないですけど、仕掛けて決められた時がすごく楽しいです」
フェンシング・雨田由香選手24歳。
今年佐賀で開催される国民スポーツ大会で頂点を目指しています。
佐賀市のSAGAプラザフェンシング場。
黙々とトレーニングに励んでいるのが雨田選手です。
フェンシングは、フルーレ、エペ、サーブルの3種目に分かれていて、剣の形状や得点の有効面などが違います。
その中でも、雨田選手の専門はサーブルです。
通常、サーブルの団体戦は3人で行われ、9セットで先に45点取ったチームが勝利となります。
フルーレとエペは「突き」のみ有効ですが、サーブルは「斬り」があるため、ダイナミックな攻防になるのが特徴です。
【雨田由香選手】
「サーブルという種目は、すごく迫力のある種目なので、その迫力を見ている方々に伝えていきたいなという風に思う」
そんな雨田選手、中学生の頃はバスケットボール部に所属し、積極的に得点を取るフォワードとして活躍していました。
フェンシングは全くの未経験でしたが、運動神経の良さが地元の関係者の耳に入り、誘われたといいます。
【雨田由香選手】
「フェンシングはマイナー競技で、競争率も少なかったんで1年生から全国に行けて…」
「未知の世界を見たい」という思いで高校生からフェンシングを始めると、半年後、いきなり全国大会で優勝。
他にも、日本代表を決めるJOCジュニアオリンピックカップでサーブル個人優勝。
国際大会にも出場し、経験を積んできました。
【雨田由香選手】
「スピードだったり、ボールに対しての粘り強さ、フェンシングでもどんなに離されても粘り強く、しっかり点数を取るというところがバスケからフェンシングに活きているかなと思います」
その後、県内の関係者から声がかかり拠点を佐賀に移した雨田選手。
最大の武器は「スピード」です。
【渡部達郎コーチ】
「身長が小柄(155cm)なんですけど、スピードが日本トップクラスのスピードを持っている選手です。普段通りできれば、間違いなく国スポ優勝すると思いますので」
練習仲間も…
【佐賀クラブ練習仲間 原田渉未さん】
「一番すごいのはやっぱりスピードが本当に速いから追いつけない。負けちゃうな、そこのスピードは」
一般的にフェンシングでは身長が高いと剣の攻撃が届く距離が長くなるため有利だと言われています。
その身長を補うために、速いスピードを保ったままの攻撃を繰り返し行う練習を30分間ひたすら続け、スピードを出すための基礎作りであるフィジカルトレーニングも欠かしません。
練習時間は、プレイヤーとしてだけでなく、指導側にも回ります。
「さっき思ったんだけど、全部相手のアクションを見ちゃっているから、自分で決めて入るとかをもっとしても良いと思う」
【佐賀商業フェンシング部 金井さちさん】
「言葉でも行動でも示してくれるのですごく分かりやすくて、ここがダメだというところをしっかり一つ一つ教えてくれるので自分でも上達しているのが分かるのですごくうれしいです」
基本的には自炊し、バランスの良い食事を心がけています。
Q.包丁を使わない理由は?
A.「包丁で手を切っちゃうことがあるので、フェンシングはやっぱり手を使う競技なのでそこは少し意識しながら、包丁で切る料理が多いです。違う、ハサミだ」
【雨田由香選手】
「ご飯に牛乳なんですよ、自分。ちょっと身長伸びろーっていう気持ちで飲んでいます」
もともとは小食の雨田選手。競技で勝つために食事もストイックです。
【雨田由香選手】
「どうしても身長が低いので、大きい相手に対してパワー負けしてしまう部分があるので、そこをたくさん食べて補う努力はしています。たくさん量を食べることが出来ないので、4回に分けて食べるようにしています」
フェンシングを始めて10年。
武器のスピードに磨きをかけ、国スポでの優勝を目指します。
【雨田由香選手】
「たくさん応援して下さる方がいるので、一生懸命戦っている姿を、優勝している姿を見せて恩返ししていけたらなって思っています」
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