2024/07/09 (火) 12:00

厳しい暑さが続く中、県内の各市町はエアコンが効いた公共施設などを開放し、熱中症対策として利用を呼びかけています。県全体では暑さをしのぐための休憩所などが155カ所設置されています。

鹿島市の松尾勝利市長は6月の会見で、市立図書館など市内の3つの公共施設を「まちなか避暑地」として開放することを発表しました。
日中の熱中症対策だけでなく、電気代の高騰が続く中で節電にもつなげてもらおうと、鹿島市では去年から利用を呼びかけています。

【鹿島市 松尾勝利市長】
「周りの人と関われることで自分の状況等すぐわかりますので、涼しいところで日中過ごしていただくっていう形をとれば、少し熱中症対策につながる」

県によりますと、暑さをしのぐ場所として、市町が法に基づき指定するクーリングシェルターと、市町が独自に設置する熱中症予防休憩所が県内に155カ所設けられていて、県はこまめな水分・塩分の補給や、エアコンの適切な使用などのほか、自分の住む自治体の休憩所の情報を確認するなど熱中症対策を呼びかけています。