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佐賀北高校新体操部 46連覇中のライバル上回り高校総体で悲願の初優勝!インターハイへ【佐賀県】
2024/07/31 (水) 18:40

シリーズでお伝えしている「かちスポ」。今回は佐賀北高校新体操部です。今年の県高校総体では46連覇中のライバルを上回り、悲願の初優勝を飾りました。来週のインターハイで披露する渾身の演技に期待がかかります。
アップテンポな曲に合わせ、ダイナミックかつ一糸乱れぬ動きを見せる選手たち。創部2001年、部員18人の佐賀北新体操部です。
佐賀北は今年5月に開かれた県高校総体で、ノーミスの完璧な演技。46連覇中の佐賀女子を上回り、大会初優勝をつかみました。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「みんなで「やったー」と抱き合って、すごく幸せでした。今まで頑張ってきたというのを感じることができました」
インターハイは地元開催枠で出場した2013年以来2度目ですが、今回は、“県の女王”として初めて出場することになります。
【佐賀北新体操部3年チームリーダー 五嶋咲希さん】
「北高が団体で(県高校総体で優勝して)インターハイに出たことはなかったけど、自分たちができる最高の演技を本番で出せたら結果はついてくると信じていた」
新体操の得点は、技の難しさ「D得点(難度点加点方式)」、芸術面「A得点(芸術点減点方式)」、技術面「E得点(出来栄え点減点方式)」の3つで構成。大会では、高いレベルになるほど“1つのミス”が命運を分けます。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「ノーミスを何本出そうと決めても中々それが達成できなくて、通しの本数が重なっていく中できついなって思う部分があります」
プレッシャーを乗り越えミスを減らすため、チームでも工夫を凝らしています。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「これはノーミスの本数を数えているものです。練習をしている中でノーミスが出せたらめくるようにしていて、すごく練習の中でのモチベーションになっています」
インターハイへの水先案内人となったのは松尾ゆかり監督です。
【佐賀北新体操部 松尾ゆかり監督】
「細かいところを詰めて詰めて、きちっとラスト1本(本番)に仕上げていかないといけない」
松尾監督は高校時代にインターハイ制覇を2度経験。大学時代には、日本代表のチームリーダーとしてシドニーオリンピックに出場しました。
現在は指導者の道を歩む松尾監督。華々しい現役時代の中でも、インターハイは特別だと話します。
【佐賀北新体操部 松尾ゆかり監督】
「インターハイの勝つ喜びと、そうではない苦しい時・悔しい思い。私の中ではすごく大きくて。(シドニー五輪でも)選手をさせてもらったんですけど、その時もずっとあの経験は糧になっていたかなと」
本番で披露する演技は2分30秒。いまは、最後の追い込みです。
最大の見せ場はクライマックス。5人のリーダーを務める五嶋咲希さんを中心とした“フープ投げ”です。
【佐賀北新体操部 松尾ゆかり監督】
「あの形で回れることが簡単なことではない。それとラインの美しさ。簡単なことではない」
【佐賀北新体操部3年チームリーダー 五嶋咲希さん】
「美しさが基本となってくるので、つま先だったり、膝、四肢の曲がりなどがないように意識してやっています」
新体操部全体をまとめるのはキャプテンの眞崎明里さん。高校から一気に力をつけ、不動の地位を確立しました。
【佐賀北新体操部 松尾ゆかり監督】
「絶対的にいなればならない存在に自分の力でなっていった選手。技術的にいろんなことをやって高校に入学してきた訳ではなかった」
眞崎さんは月に2回ほど、佐賀市内で整体を受け体をメンテナンスしています。
【Pink Clover 北村宏規代表】
「かなり日頃から過負荷を与えている、体に対して。本当に努力家だと思いますよ」
ぎりぎりまで追い込み、練習を続ける理由は…。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「中学校では(までは)全然本格的にやっていなかった。自分ができていないところがあると、それが演技に入れられなかったりするので、それで迷惑がかからないようにみんなについていけるようにという気持ち」
小学5年から中学3年まで練習は社会体育で週2回ほど。ほぼ毎日、クラブチームで技を磨いてきた周りのメンバーに追いつくため、努力を重ねてきました。
帰宅したのは午後10時すぎ。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「自分の空いている時間とか動画を見ることが多いです」
画面に映っているのは、その日の練習中の演技です。
【母 郁子さん】
「帰ってきたら本当にいつもその日の練習動画を見て研究しています。どこを切っても新体操しか出てこない高校生活です。よく頑張ってきたなと思います」
チームの新たな1ページとなるインターハイまであと6日。最高の“2分30秒”に向かって突き進みます。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「インターハイは迫力のある演技で見ている人の圧倒させられるような、力強い演技を表現や技を正確に重ねていって、自分たちの納得いく1本で成績を残せるように頑張りたい」
インターハイの新体操競技は8月6日に個人が、7日に団体が福岡県北九州市で行われます。個人は佐賀女子の小鮒由茉さんが出場します。
アップテンポな曲に合わせ、ダイナミックかつ一糸乱れぬ動きを見せる選手たち。創部2001年、部員18人の佐賀北新体操部です。
佐賀北は今年5月に開かれた県高校総体で、ノーミスの完璧な演技。46連覇中の佐賀女子を上回り、大会初優勝をつかみました。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「みんなで「やったー」と抱き合って、すごく幸せでした。今まで頑張ってきたというのを感じることができました」
インターハイは地元開催枠で出場した2013年以来2度目ですが、今回は、“県の女王”として初めて出場することになります。
【佐賀北新体操部3年チームリーダー 五嶋咲希さん】
「北高が団体で(県高校総体で優勝して)インターハイに出たことはなかったけど、自分たちができる最高の演技を本番で出せたら結果はついてくると信じていた」
新体操の得点は、技の難しさ「D得点(難度点加点方式)」、芸術面「A得点(芸術点減点方式)」、技術面「E得点(出来栄え点減点方式)」の3つで構成。大会では、高いレベルになるほど“1つのミス”が命運を分けます。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「ノーミスを何本出そうと決めても中々それが達成できなくて、通しの本数が重なっていく中できついなって思う部分があります」
プレッシャーを乗り越えミスを減らすため、チームでも工夫を凝らしています。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「これはノーミスの本数を数えているものです。練習をしている中でノーミスが出せたらめくるようにしていて、すごく練習の中でのモチベーションになっています」
インターハイへの水先案内人となったのは松尾ゆかり監督です。
【佐賀北新体操部 松尾ゆかり監督】
「細かいところを詰めて詰めて、きちっとラスト1本(本番)に仕上げていかないといけない」
松尾監督は高校時代にインターハイ制覇を2度経験。大学時代には、日本代表のチームリーダーとしてシドニーオリンピックに出場しました。
現在は指導者の道を歩む松尾監督。華々しい現役時代の中でも、インターハイは特別だと話します。
【佐賀北新体操部 松尾ゆかり監督】
「インターハイの勝つ喜びと、そうではない苦しい時・悔しい思い。私の中ではすごく大きくて。(シドニー五輪でも)選手をさせてもらったんですけど、その時もずっとあの経験は糧になっていたかなと」
本番で披露する演技は2分30秒。いまは、最後の追い込みです。
最大の見せ場はクライマックス。5人のリーダーを務める五嶋咲希さんを中心とした“フープ投げ”です。
【佐賀北新体操部 松尾ゆかり監督】
「あの形で回れることが簡単なことではない。それとラインの美しさ。簡単なことではない」
【佐賀北新体操部3年チームリーダー 五嶋咲希さん】
「美しさが基本となってくるので、つま先だったり、膝、四肢の曲がりなどがないように意識してやっています」
新体操部全体をまとめるのはキャプテンの眞崎明里さん。高校から一気に力をつけ、不動の地位を確立しました。
【佐賀北新体操部 松尾ゆかり監督】
「絶対的にいなればならない存在に自分の力でなっていった選手。技術的にいろんなことをやって高校に入学してきた訳ではなかった」
眞崎さんは月に2回ほど、佐賀市内で整体を受け体をメンテナンスしています。
【Pink Clover 北村宏規代表】
「かなり日頃から過負荷を与えている、体に対して。本当に努力家だと思いますよ」
ぎりぎりまで追い込み、練習を続ける理由は…。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「中学校では(までは)全然本格的にやっていなかった。自分ができていないところがあると、それが演技に入れられなかったりするので、それで迷惑がかからないようにみんなについていけるようにという気持ち」
小学5年から中学3年まで練習は社会体育で週2回ほど。ほぼ毎日、クラブチームで技を磨いてきた周りのメンバーに追いつくため、努力を重ねてきました。
帰宅したのは午後10時すぎ。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「自分の空いている時間とか動画を見ることが多いです」
画面に映っているのは、その日の練習中の演技です。
【母 郁子さん】
「帰ってきたら本当にいつもその日の練習動画を見て研究しています。どこを切っても新体操しか出てこない高校生活です。よく頑張ってきたなと思います」
チームの新たな1ページとなるインターハイまであと6日。最高の“2分30秒”に向かって突き進みます。
【佐賀北新体操部3年キャプテン 眞崎明里さん】
「インターハイは迫力のある演技で見ている人の圧倒させられるような、力強い演技を表現や技を正確に重ねていって、自分たちの納得いく1本で成績を残せるように頑張りたい」
インターハイの新体操競技は8月6日に個人が、7日に団体が福岡県北九州市で行われます。個人は佐賀女子の小鮒由茉さんが出場します。
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