2025/02/06 (木) 17:30

去年12月に事業を停止し、破産手続き開始の決定を受けた唐津商工共済協同組合が5日、債権者を対象とした2回目の説明会を開きました。

【唐津商工共済協同組合 岩村嘉弘理事長】
「皆さまに少しでもお返しができるようにと思っているところ。このたびは本当にご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした」

唐津商工共済協同組合は組合員の高齢化や減少などにより、資金繰りの目途が立たなくなったことから去年12月事業を停止しています。
5日に開かれた2回目の説明会では、参加した19人に1月、破産手続き開始の決定を受けたことや、今後の手続きなどを代理人弁護士が説明。
債権者が約700人と多いことから、裁判所は債権集会を開かない「非招集型」で手続きを進めていくことにしていて、配当を希望する場合は書類を2月13日までに破産管財人に提出することなどを伝えました。

今後、組合が保有する土地や建物を売却し配当に充てる予定ですが、配当が決定するのは半年から1年かかるとみられます。