2025/02/06 (木) 18:40

有明海の養殖ノリの入札会が6日朝、佐賀市で開かれ、今シーズン初めて冷凍網ノリが出品されました。強風の影響で摘み取りが出来ず、多くのノリが次回の入札会に出品されるということです。

【原竹アナウンサー】
「冷凍網ノリの1回目の入札会です。通常であればこの会場いっぱいにノリが出品されているんですが、今回はこちらの77万枚しか出品されていません」

6日朝、佐賀市の佐賀海苔共販センターで行われた入札会には、佐賀県沖の有明海で養殖された冷凍網ノリが3支所から約77万枚出品されました。
2月1日の雨でノリが黒く色づくのを待ったことと、3日の強風の影響で摘み取りができなかったことが重なり、多くの漁業者が冷凍網ノリの出品を見送ったことから出品枚数が少なくなったということです。

今回の販売額は約1900万円。一枚当たりの平均単価は24円68銭で去年の同じ時期の平均単価を6円ほど下回りました。

【県有明海漁協・深川辰已参事】
「今後暖かくなると雨が降ってくると思いますので、そこに期待をしてノリも栄養分も吸収しながら色が戻っていくのを期待しております」

次回の入札会は2月20日に行われる予定で、冷凍網ノリの初摘みを中心に約1億2000万枚が出品される見込みだということです。