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無敗を貫くキックボクサー・西園晟選手 学生との両立し世界の舞台目指す【佐賀県】
2025/03/05 (水) 18:20
かちスポです。
今回は鳥栖市在住で、無敗を貫くキックボクサーの男性。この春高校を卒業し専門学生とキックボクサーの両立をし世界の舞台を目指します。
【西園晟選手】
「相手がこうしてきたから自分は次どうするという駆け引きが楽しい」
福岡県のMSJキックボクシングジムで練習に励む西園晟選手18歳。
鳥栖市在住で2月、高校を卒業したばかりですが、実はプロのキックボクサー。
キックボクシングはタイの「ムエタイ」を基にした日本発祥の格闘技で、その名の通り主にパンチやキックを使って戦います。
西園選手が本格的にキックボクシングを始めたのは小学4年生の時でした。以前は心と身体を鍛えてほしいという父の勧めで空手を習っていましたが、道場の先生からキックボクシングの試合に誘われ8歳の時に初めて出場。見事初勝利を収めました。
最大の武器は自他ともに認めるその真面目さ。
【西園晟選手】
「1日の練習が終わった後にもう一回ここができていなかったからやろうと。次の練習でできるか確認を繰り返す」
Q.今何をしているんですか?
【西園選手】
「次の試合の対戦相手の前の動画を見て対策しています」
試合相手が決まったら相手の最近の試合をすぐに見て傾向を掴み、対策を練る頭脳派です。
その結果アマチュア時代には60試合を戦い抜き高校1年生の時に1発でプロテストに合格。
2022年10月にプロデビューを果たしました。
そして、プロになって5戦目でスーパーフライ級で日本一に。
現在無敗を貫いています。
また、同じ階級でムエタイでも日本一に輝いています。
【西園晟選手】
「とても嬉しかった。プロになる前からとりたいと思っていたベルトだったのでとったときは嬉しかった。やってきてよかったと安心した」
競技を始めた頃から指導している永椎大樹代表はバランスの良さを評価します。
【MSJKICKBOXINGGYM 永椎大樹代表】
「とにかく真面目。本当にバランスがいい。パンチ、蹴り、肘、膝、全部バランスよく戦える。世界タイトルは獲れると思う」
【母・亜紀さん】
「お米の粉。米粉です。これは低GIなので小麦粉よりも油の吸いが少ない」
西園選手を支えているのが母・亜紀さんの手料理です。
キックボクシングは試合の前日に体重測定があるため、食事の管理を徹底しています。
【母・亜紀さん】
「毎日測って、食卓のすぐ横に体重計があるんですけど空腹時で何キロ、食後何キロというのは確認している」
試合の2カ月前から食事制限始め5、6キロは体重を落とす西園さん。食材を蒸したり茹でたりすることが多くなっていきます。
普段と比べると減量中の食事はカロリーも量も半分以下に。この日は試合の約1カ月前。
【西園晟選手】
「周りはおなか一杯食べてるのに自分は決められた量しか食べられないので見るのがきつい。本当は食べたい」
【母・亜紀さん】
「見ているほうも苦しいですね。もう頬もこけちゃうし」
同じ競技をする弟の陽さんは
【弟・陽さん】
「練習量が多くて練習中もとても集中してずっとやっているのでそこが尊敬するところ」
西園選手は2月、高校を卒業し、看護の専門学校に進学します。
【西園晟選手】
「自分がけがをしたときに限らず周りの選手がけがをしたときにケアやどうしたらいいかアドバイスができると思うので生かせると思う」
キックボクシングと看護の勉強を両立する西園選手を同級生たちも応援していました。
【同級生】
「このまま無敗で頑張ってほしい。世界チャンピオンにもなってほしい」
【同級生】
「このまま無敗伝説、無敗ロードをつっぱってほしいですし、今さっき最後のロングホームルームでお金持ちになったら一番いい席で見に来てって言ってくれたのでお金を稼いで一番前の席でクラスみんなで応援したい」
基本に忠実にいつも真面目に自分と向き合う西園選手。
今後の試合に向けて今もトレーニングに励んでいます。
【西園晟選手】
「自分にとって人を笑顔にしたり元気づけたりできるのも格闘技の魅力だと思う。強い外国人選手にも勝って世界的に有名になっていけたらキックボクシングは自分の人生」
今回は鳥栖市在住で、無敗を貫くキックボクサーの男性。この春高校を卒業し専門学生とキックボクサーの両立をし世界の舞台を目指します。
【西園晟選手】
「相手がこうしてきたから自分は次どうするという駆け引きが楽しい」
福岡県のMSJキックボクシングジムで練習に励む西園晟選手18歳。
鳥栖市在住で2月、高校を卒業したばかりですが、実はプロのキックボクサー。
キックボクシングはタイの「ムエタイ」を基にした日本発祥の格闘技で、その名の通り主にパンチやキックを使って戦います。
西園選手が本格的にキックボクシングを始めたのは小学4年生の時でした。以前は心と身体を鍛えてほしいという父の勧めで空手を習っていましたが、道場の先生からキックボクシングの試合に誘われ8歳の時に初めて出場。見事初勝利を収めました。
最大の武器は自他ともに認めるその真面目さ。
【西園晟選手】
「1日の練習が終わった後にもう一回ここができていなかったからやろうと。次の練習でできるか確認を繰り返す」
Q.今何をしているんですか?
【西園選手】
「次の試合の対戦相手の前の動画を見て対策しています」
試合相手が決まったら相手の最近の試合をすぐに見て傾向を掴み、対策を練る頭脳派です。
その結果アマチュア時代には60試合を戦い抜き高校1年生の時に1発でプロテストに合格。
2022年10月にプロデビューを果たしました。
そして、プロになって5戦目でスーパーフライ級で日本一に。
現在無敗を貫いています。
また、同じ階級でムエタイでも日本一に輝いています。
【西園晟選手】
「とても嬉しかった。プロになる前からとりたいと思っていたベルトだったのでとったときは嬉しかった。やってきてよかったと安心した」
競技を始めた頃から指導している永椎大樹代表はバランスの良さを評価します。
【MSJKICKBOXINGGYM 永椎大樹代表】
「とにかく真面目。本当にバランスがいい。パンチ、蹴り、肘、膝、全部バランスよく戦える。世界タイトルは獲れると思う」
【母・亜紀さん】
「お米の粉。米粉です。これは低GIなので小麦粉よりも油の吸いが少ない」
西園選手を支えているのが母・亜紀さんの手料理です。
キックボクシングは試合の前日に体重測定があるため、食事の管理を徹底しています。
【母・亜紀さん】
「毎日測って、食卓のすぐ横に体重計があるんですけど空腹時で何キロ、食後何キロというのは確認している」
試合の2カ月前から食事制限始め5、6キロは体重を落とす西園さん。食材を蒸したり茹でたりすることが多くなっていきます。
普段と比べると減量中の食事はカロリーも量も半分以下に。この日は試合の約1カ月前。
【西園晟選手】
「周りはおなか一杯食べてるのに自分は決められた量しか食べられないので見るのがきつい。本当は食べたい」
【母・亜紀さん】
「見ているほうも苦しいですね。もう頬もこけちゃうし」
同じ競技をする弟の陽さんは
【弟・陽さん】
「練習量が多くて練習中もとても集中してずっとやっているのでそこが尊敬するところ」
西園選手は2月、高校を卒業し、看護の専門学校に進学します。
【西園晟選手】
「自分がけがをしたときに限らず周りの選手がけがをしたときにケアやどうしたらいいかアドバイスができると思うので生かせると思う」
キックボクシングと看護の勉強を両立する西園選手を同級生たちも応援していました。
【同級生】
「このまま無敗で頑張ってほしい。世界チャンピオンにもなってほしい」
【同級生】
「このまま無敗伝説、無敗ロードをつっぱってほしいですし、今さっき最後のロングホームルームでお金持ちになったら一番いい席で見に来てって言ってくれたのでお金を稼いで一番前の席でクラスみんなで応援したい」
基本に忠実にいつも真面目に自分と向き合う西園選手。
今後の試合に向けて今もトレーニングに励んでいます。
【西園晟選手】
「自分にとって人を笑顔にしたり元気づけたりできるのも格闘技の魅力だと思う。強い外国人選手にも勝って世界的に有名になっていけたらキックボクシングは自分の人生」
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