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不正DNA鑑定 県警科捜研「調査はし尽くした」県議会議員が視察【佐賀県】
2025/09/26 (金) 18:12

佐賀県警の科捜研で不正なDNA鑑定があった問題をめぐり、26日県議会議員が実際の現場を視察しました。県警は、再鑑定などを含め「調査はし尽くした」との認識を示しました。
【中村圭一議員】
「みなさん本当に真摯に作業をされている。責任感を持って仕事をされているのに1人の者の不祥事によって信頼が失われるのが非常に残念と強く感じた」
26日県警察本部を訪れたのは、県議会の総務常任委員会のメンバー10人です。
議員は、血痕が人のものであるかなどの検査をする「法医鑑定室」や、鑑定のためにDNAを増幅させる「PCR室」など、科捜研の8つの部屋を視察しました。
一方、科捜研のくわ原恭子所長は、確認された130件の不正のうち124件の再鑑定の結果などを踏まえ、内部での調査は「し尽くした」と話しました。
【鑑識課長兼科学捜査研究所長 くわ原恭子警視】
「残っている資料を再鑑定する。そこまでやりまして調査はし尽くしたと考えている」
この問題では、書類送検された元職員が不正の動機について「上司に対し、自分の仕事ぶりを良く見せたかった」と供述しています。
【木原奉文議員】
「どこを見て仕事をしているのか、それが一番大事。気に入ってもらいたいために仕事をしてもらっては本当に県民が困る。組織の改善お願いしたい」
【鑑識課長兼科学捜査研究所長 くわ原恭子警視】
「議員のご指摘をまず科捜研職員にも改めて伝えてどこに向かって我々は仕事をしているのか指導・共有を我々も含めてやっていきたい」
県警は、再発防止策として鑑定作業のときは上司が各段階で確認するほか、10月から職員を福岡県警に派遣し、業務管理のあり方を見直すとしています。
【中村圭一議員】
「みなさん本当に真摯に作業をされている。責任感を持って仕事をされているのに1人の者の不祥事によって信頼が失われるのが非常に残念と強く感じた」
26日県警察本部を訪れたのは、県議会の総務常任委員会のメンバー10人です。
議員は、血痕が人のものであるかなどの検査をする「法医鑑定室」や、鑑定のためにDNAを増幅させる「PCR室」など、科捜研の8つの部屋を視察しました。
一方、科捜研のくわ原恭子所長は、確認された130件の不正のうち124件の再鑑定の結果などを踏まえ、内部での調査は「し尽くした」と話しました。
【鑑識課長兼科学捜査研究所長 くわ原恭子警視】
「残っている資料を再鑑定する。そこまでやりまして調査はし尽くしたと考えている」
この問題では、書類送検された元職員が不正の動機について「上司に対し、自分の仕事ぶりを良く見せたかった」と供述しています。
【木原奉文議員】
「どこを見て仕事をしているのか、それが一番大事。気に入ってもらいたいために仕事をしてもらっては本当に県民が困る。組織の改善お願いしたい」
【鑑識課長兼科学捜査研究所長 くわ原恭子警視】
「議員のご指摘をまず科捜研職員にも改めて伝えてどこに向かって我々は仕事をしているのか指導・共有を我々も含めてやっていきたい」
県警は、再発防止策として鑑定作業のときは上司が各段階で確認するほか、10月から職員を福岡県警に派遣し、業務管理のあり方を見直すとしています。
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