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「他人事ではない。身近なんだなと」オスプレイ配備から3カ月 県内各地の反応を取材【佐賀県】
2025/10/09 (木) 18:17

佐賀駐屯地にオスプレイが配備されてから9日で3カ月です。昼夜を問わず訓練が本格化し、市街地を飛ぶ姿も確認されています。県内各地の反応を取材しました。
【長島】
「東の空にオスプレイが見えました。佐賀駐屯地に近づいています。あたりには独特な重低音が響いています」
3カ月前の7月9日佐賀駐屯地への配備が始まった陸上自衛隊のオスプレイ。
8月中旬までに17機がすべてが佐賀へ移駐されました。
いまでは県内各地の上空で、陸上自衛隊のオスプレイを見かけたり音を聞いたりするようになりました。
【嬉野市で目撃(男性・40代)】
「この山をビューンと行って、あっちの山の方に消えていった。一瞬だった」
こちらの男性は先週営業先を回っているときに嬉野市上空でオスプレイを初めて見たと話します。
【嬉野市で目撃(男性・40代)】
「近かった。わりかし低いところを飛んでいた。ヘリコプターと違って結構速度もあるから、音は大きかったけど。ヘリコプター5機分くらいの音」
佐賀駐屯地によりますとオスプレイは目的地までパイロットの判断に委ねられ定まった飛行ルートはないといいます。
高度300メートル以上を確保し、必要に応じて住宅地や市街地などの上空の飛行を制限するとしています。一方、こちらの2人の女性は…
【女性2人のやりとり】
「これオスプレイよね。大きい」
「ドクターヘリとは違う。音も違って」
8月下旬、多久市上空でオスプレイを見たと話します。そのうち1人は外で農作業をしているときなど複数回、目撃。
【多久市で目撃女性(60代)】
「音がすごかったので、何だろうと思い即座にカメラで写して、主人に見せたら、“オスプレイ”だと」
またこちらの女性は
【多久市で目撃女性(50代)】
「家の窓ガラスがバリバリと、振動があって、地震かと思った」
窓の外を見たらオスプレイが飛んでいたといいます。
【中谷防衛相】
「オスプレイの移駐完了は我が国の防衛にとって極めて重要なもの」
島しょ防衛能力の強化を目的に配備されたオスプレイ。
人員を迅速に輸送する役割が求められ訓練飛行を連日行っています。佐賀市の市街地上空での目撃情報はありませんが、他の市町では市街地の上空で目撃されています。
一方で、その活用について別の可能性を探る動きもー
【山口知事】
「あらゆる状況を考えると、空港に常駐しているオスプレイというのも選択肢の一つにはなり得るのかなというふうに思っています」
山口知事は県内で災害が起きた際に「人員や物資の輸送で選択肢になる」と話し県主催の災害訓練への参加も含め、陸上自衛隊と連携して検討するとしています。
こうしたなか、10日前には…
機体の上に現れた緑色の2つの光の輪。
オスプレイが夜間安全のために点灯させている回転翼の先端のライトです。
【木村賢勇】
「陸上自衛隊のオスプレイが佐賀駐屯地に配備されて以降、初めての夜間の飛行訓練を始めました」
夜間の飛行訓練は夜間の操縦技術や判断力を習得するために行われていて、この日は有明海の上空を約30分飛行したあと一度佐賀空港の滑走路に戻り、再び飛び立つ様子が確認されました。
夜間の飛行をめぐっては地元から安全性や騒音を懸念する声も上がっています。
9日で配備から3カ月。駐屯地から離れた地域でもオスプレイによる生活への影響に関心が高まっています。
【嬉野市で目撃(男性・40代)】
「実際飛んでいるところを、見たら他人事ではないなと、身近なんだなと」
【多久市で目撃(女性・50代)】
「佐賀市川副町の方だけ、あとは大牟田のあたりを飛ぶと思っていたが、天山からもコース(ルート)になっているのかと思ったら、やっぱり他人事じゃないなと」
県内にオスプレイが配備されてから9日で3カ月です。
自衛隊の駐屯地も開設され、地域との共生も進んでいます。
こちらは、佐賀市で行われた地域の清掃活動の様子です。
佐賀駐屯地の隊員も参加し、地元の住民と交流していました。
今後は、地元の秋祭りや学校行事への参加も予定しているほか、バルーンフェスタにも隊員がボランティアとして参加するということです。
また、佐賀駐屯地は駐屯地内の見学の希望者を受け付けていて、すでに100件を超える申し込みがあったということです。
【長島】
「東の空にオスプレイが見えました。佐賀駐屯地に近づいています。あたりには独特な重低音が響いています」
3カ月前の7月9日佐賀駐屯地への配備が始まった陸上自衛隊のオスプレイ。
8月中旬までに17機がすべてが佐賀へ移駐されました。
いまでは県内各地の上空で、陸上自衛隊のオスプレイを見かけたり音を聞いたりするようになりました。
【嬉野市で目撃(男性・40代)】
「この山をビューンと行って、あっちの山の方に消えていった。一瞬だった」
こちらの男性は先週営業先を回っているときに嬉野市上空でオスプレイを初めて見たと話します。
【嬉野市で目撃(男性・40代)】
「近かった。わりかし低いところを飛んでいた。ヘリコプターと違って結構速度もあるから、音は大きかったけど。ヘリコプター5機分くらいの音」
佐賀駐屯地によりますとオスプレイは目的地までパイロットの判断に委ねられ定まった飛行ルートはないといいます。
高度300メートル以上を確保し、必要に応じて住宅地や市街地などの上空の飛行を制限するとしています。一方、こちらの2人の女性は…
【女性2人のやりとり】
「これオスプレイよね。大きい」
「ドクターヘリとは違う。音も違って」
8月下旬、多久市上空でオスプレイを見たと話します。そのうち1人は外で農作業をしているときなど複数回、目撃。
【多久市で目撃女性(60代)】
「音がすごかったので、何だろうと思い即座にカメラで写して、主人に見せたら、“オスプレイ”だと」
またこちらの女性は
【多久市で目撃女性(50代)】
「家の窓ガラスがバリバリと、振動があって、地震かと思った」
窓の外を見たらオスプレイが飛んでいたといいます。
【中谷防衛相】
「オスプレイの移駐完了は我が国の防衛にとって極めて重要なもの」
島しょ防衛能力の強化を目的に配備されたオスプレイ。
人員を迅速に輸送する役割が求められ訓練飛行を連日行っています。佐賀市の市街地上空での目撃情報はありませんが、他の市町では市街地の上空で目撃されています。
一方で、その活用について別の可能性を探る動きもー
【山口知事】
「あらゆる状況を考えると、空港に常駐しているオスプレイというのも選択肢の一つにはなり得るのかなというふうに思っています」
山口知事は県内で災害が起きた際に「人員や物資の輸送で選択肢になる」と話し県主催の災害訓練への参加も含め、陸上自衛隊と連携して検討するとしています。
こうしたなか、10日前には…
機体の上に現れた緑色の2つの光の輪。
オスプレイが夜間安全のために点灯させている回転翼の先端のライトです。
【木村賢勇】
「陸上自衛隊のオスプレイが佐賀駐屯地に配備されて以降、初めての夜間の飛行訓練を始めました」
夜間の飛行訓練は夜間の操縦技術や判断力を習得するために行われていて、この日は有明海の上空を約30分飛行したあと一度佐賀空港の滑走路に戻り、再び飛び立つ様子が確認されました。
夜間の飛行をめぐっては地元から安全性や騒音を懸念する声も上がっています。
9日で配備から3カ月。駐屯地から離れた地域でもオスプレイによる生活への影響に関心が高まっています。
【嬉野市で目撃(男性・40代)】
「実際飛んでいるところを、見たら他人事ではないなと、身近なんだなと」
【多久市で目撃(女性・50代)】
「佐賀市川副町の方だけ、あとは大牟田のあたりを飛ぶと思っていたが、天山からもコース(ルート)になっているのかと思ったら、やっぱり他人事じゃないなと」
県内にオスプレイが配備されてから9日で3カ月です。
自衛隊の駐屯地も開設され、地域との共生も進んでいます。
こちらは、佐賀市で行われた地域の清掃活動の様子です。
佐賀駐屯地の隊員も参加し、地元の住民と交流していました。
今後は、地元の秋祭りや学校行事への参加も予定しているほか、バルーンフェスタにも隊員がボランティアとして参加するということです。
また、佐賀駐屯地は駐屯地内の見学の希望者を受け付けていて、すでに100件を超える申し込みがあったということです。
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