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老人ホーム入居者を暴行死させた元介護士の男に"懲役9年判決"【佐賀県】
2025/12/17 (水) 18:09
佐賀市の老人ホームで入居者に暴行し死亡させたとして傷害致死の罪に問われている元介護士の男に対し、佐賀地裁は17日、懲役9年の判決を言い渡しました。
判決を言い渡されたのは佐賀市に住む元介護士で無職の下津浦弘平被告36歳です。
下津浦被告は今年5月、勤務していた老人ホームで夜勤中、入居者の80代の男性に対し腰や胸を複数回踏みつけるなどして死亡させたとして、傷害致死の罪に問われていました。
事件当時、下津浦被告は妻の妊娠をきっかけに仕事を増やし睡眠不足やストレスを感じていたことが分かっています。
裁判で下津浦被告は、「けがをさせたという認識はなく被害者の異変は自分の暴力が原因ではないと思った」などと述べていました。
17日佐賀地裁で開かれた判決公判で山田直之裁判長は、「一人の命が失われたという結果は、言うまでもなく重大。
安心して生活できるはずの介護施設で、守られるべき立場にあった被害者が守るべき立場の介護士から暴行を受け最終的に死に至った。被害者と遺族が受けた精神的苦痛は計り知れない」などとして検察側の懲役10年の求刑に対し、懲役9年の判決を言い渡しました。
一方、判決後、裁判に参加した裁判員の1人は「自分たちが家族を施設に預けるような状況に置かれた時に、どうしたらいいのだろうと考えた」と話していました。
判決を言い渡されたのは佐賀市に住む元介護士で無職の下津浦弘平被告36歳です。
下津浦被告は今年5月、勤務していた老人ホームで夜勤中、入居者の80代の男性に対し腰や胸を複数回踏みつけるなどして死亡させたとして、傷害致死の罪に問われていました。
事件当時、下津浦被告は妻の妊娠をきっかけに仕事を増やし睡眠不足やストレスを感じていたことが分かっています。
裁判で下津浦被告は、「けがをさせたという認識はなく被害者の異変は自分の暴力が原因ではないと思った」などと述べていました。
17日佐賀地裁で開かれた判決公判で山田直之裁判長は、「一人の命が失われたという結果は、言うまでもなく重大。
安心して生活できるはずの介護施設で、守られるべき立場にあった被害者が守るべき立場の介護士から暴行を受け最終的に死に至った。被害者と遺族が受けた精神的苦痛は計り知れない」などとして検察側の懲役10年の求刑に対し、懲役9年の判決を言い渡しました。
一方、判決後、裁判に参加した裁判員の1人は「自分たちが家族を施設に預けるような状況に置かれた時に、どうしたらいいのだろうと考えた」と話していました。
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