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監督は元ドラ1投手!“わずか2年で日本一”中学生軟式野球クラブ【佐賀県】

2026/02/25 (水) 18:18

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発足からわずか2年あまりで日本一になった中学生の軟式野球クラブが佐賀市にあります。監督は、元ドラフト1位でプロ野球選手の北方悠誠さん。プロでの経験を佐賀の子どもたちに還元しています。

【北方悠誠さん】
「グラウンドに来て子供たちの顔を見てきょうも野球ができるその喜びをかみしめている」

佐賀市にある軟式野球クラブ佐賀IKベースボールクラブ。
発足したのは2023年ですが、去年8月には全国400チームの頂点に立ち、日本一に。
新進気鋭のチームは、3月行われる全国大会にも出場が決まっています。
率いるのは、北方悠誠さん32歳。唐津市出身の元プロ野球選手です。

北方さんは、2011年に唐津商業のエースとして夏の甲子園に出場。
1試合目では152キロ、2試合目は153キロをマークし、甲子園を沸かせました。

【北方悠誠さん】
「大歓声で誰がどこにいるのかも分からない状況だった楽しかったというか“夢のような時間”でいつの間にか終わっていた」
Q152キロ出したときは?
「うぉ~って球場が沸いてなに?なに?って見たら、え?!ってもう沸いていた」

剛腕のピッチャーとして注目を集め、2011年にはドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団。
しかし、制球難に苦しみ、日本のプロ野球からはわずか4年で去ることになります。

【北方悠誠さん】
「僕ぐらいの球速の選手はごまんといる、なかなか抑えるのが難しかった。ストライクゾーンが狭かった。今のボールか今のストライクとってほしいなが多くあって、真ん中しか投げるところがない状態まで精神的には追い込まれていた」

その後は、独立リーグの球団を渡り歩いた北方さん。
2019年にはアメリカのドジャースとマイナー契約。
メジャー昇格を目指すも届かず、5年前に現役を引退していました。

【北方悠誠さん】
「良い経験よりも悪い経験・良くない経験の方が多い。悪くて諦めるのは簡単なので、諦めない子をどんどん育てたいという思いもあり、監督をしている」

現在は地元佐賀で中学生に野球を教える北方さん。
特にピッチャーには、多くの言葉をかけます。
強気なメンタルを育てる裏には、現役時代、自身が苦しんだマウンド上での経験がありました。

【北方悠誠さん】
「打たれたらどうしよう、ストライク入らなかったらどうしようとか終わったときにコーチ・先輩になんて言われるのだろうとか考えなくて良いことを投げているときに考えていた。それだったら無心でキャッチャーのミットめがけて投げるそのときが自分も良かった。あまり考えずに投げなさいとは、生徒にも言いたい」

速球派の北方さんですが、子どもたちに強調するのは配球。
コースや球種を細かく指導します。

【北方悠誠さん】
「僕に似た速球派は稀。あまりいない。早い内に配球を教えて速いボール以外でも抑えられるのを教えたい」
【生徒】
「変化球とストレートの腕の振りを変えずに投げることを教えてもらったのが、心に残っている」
【生徒】
「北方さんよりもストレートが強く投げれて変化球の制度が良いピッチャーになりたい」

甲子園やプロ野球の大舞台を経験し、佐賀に帰ってきた北方さん。
これからは子供たちの夢を後押しします。

【北方悠誠さん】
「ぼくしかできないことをやっていきたい。卒業してから甲子園に行けるような選手を数多く輩出したい」

北方さんが指導する佐賀IKベースボールクラブは、2月21日に全国大会の初戦に挑み岡山県代表と対戦します。
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