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「減るのはちょっと…」4本が減便となった特急「かささぎ」地元市民や観光地の声は【佐賀県】
2026/03/18 (水) 18:18
JR九州のダイヤ改正で肥前鹿島から博多を結ぶ特急「かささぎ」は1日14本から10本に減りました。西九州新幹線の開業前に45本あった特急は、4年間で4分の1以下になっています。地元の率直な声を取材しました。
【木村賢勇リポーター】
「午前11時半ごろの肥前鹿島駅です、これまでこの時間帯は特急が乗客を迎え入れていましたが、今ホームにはその姿はありません」
【男性】
「今まさにその特急券を間違って買っちゃってて、行きたかった時間とはちょっと違ったなって」
“春のダイヤ改正”で上下あわせて4本が減便となった特急「かささぎ」。
改正当日肥前鹿島駅を取材すると、新たなダイヤへの戸惑いや落胆の声が聞かれました。
【50代男性 年に数回鉄道利用】
「減るのはちょっと…帰りの便とか結構遅いのがない」
【60代女性 普段鉄道利用せず】
「来週は岡山からおばが来るので、その帰りの電車が全然ない、(午前)10時台ないから9時に絶対乗せないかんからバタバタです」
減便の大きな要因となったのは「利用客の少なさ」。
【JR九州取締役常務執行役員 貞苅路也鉄道事業本部長】
「かささぎのご利用状況につきましてですね、私どももいろいろと調べましたところ、それほどご利用いただいていないと」
減便の一方、JR九州は普通列車の増便や江北駅で停車する特急本数を増やし、利便性を維持する考えです。
【70代女性 普段鉄道利用せず】
「また減るのかと思いましたけど、利用しやすいように変更、そこも考えてもらってるのかなとは思いました」
【50代女性 普段鉄道利用せず】
「鹿島発ってのは大切なんですけどそれ以降のですね、江北からとかそういったものの乗り継ぎができればいいかなと思います」
利便性をこれ以上悪化させないために。市観光協会の中村さんは「観光客の増加」に活路を見出します。
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「私たちが特急に乗るっていうこれは人口的には限度がありますよね、むしろ観光客の方がどうしたら来ていただけるのか」
県や鹿島市は53億円以上を投じて肥前鹿島駅とその周辺を整備しています。
来年には宿泊施設を兼ね備えた新たな駅舎が完成するほか、駅周辺を含めた街づくりが3年後に完了する見込みです。
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「地元の方々と一緒になって、表玄関で使っていくという考え方を浸透させてみんなで守っていかなければならない」
【木村賢勇リポーター】
「肥前鹿島駅と多良駅の間に位置する肥前浜駅です。今回のダイヤ改正でこの駅から江北駅へ向かう列車が増便されました」
古くから宿場町や港町として栄え、伝統的な建物や酒蔵が今も残る肥前浜宿。
昔ながらの街並みが広がるエリアにほど近い肥前浜駅は2018年、開業当時の駅舎が復元され、生まれ変わりました。
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「一部改装されていたものを当時のものに戻したんですよね、昔のたたずまいのある町というのを求めてこられるんだと思います」
地酒を楽しめるバーが併設されるこの駅には週末を中心に観光列車も訪れ、降り立った乗客を地元の人たちがもてなします。
【20代男性(長崎県)】
「海のきれいな景色を見ながらゆっくりとお酒を飲みながらできるところですかね」
【20代男性(福岡県)】
「普段の通勤列車とか乗ってたら味わえないような、なんか温かみを感じられてすごく良かった」
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「単なる乗り物に乗るだけの駅ではなくて、みんなが自分の表玄関として頑張っていただいてる」
駅周辺の整備が進む一方、課題もあります。
鹿島市を代表する観光スポット祐徳稲荷神社周辺では公共交通機関の利用が広がらない現状も。
【土産物店 店主】
「(駅に来る)バスも少ないし電車も少ないしっていうことで、結構レンタカーがないとここは困るとよくおっしゃいます」
【オランダから】
「電車は使わなかった、福岡で2週間レンタカーを借りたので九州をドライブする予定(和訳)」
この地域の魅力を十分に味わってもらうには、各エリアをつなぐ鉄道以外の交通手段も必要と観光関係者は口をそろえます。
【祐徳観光商店連盟 中山優会長】
「駅に降りて祐徳稲荷まで来る間のバス、それからやはり太良とかですね、あちらの方に周りたいけどもということで、その分不便だということですよね、そこら辺の交通網はもう少し整備されればいいのかな」
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「祐徳稲荷神社はさすがに歩くと大変なので、周遊バスを走らせる考え方、これからやっていかなきゃならないと」
観光客を呼び込むためにも公共交通機関のあり方が見直される中、沿線の住民の受け止めの声に変化が感じられた今回のダイヤ改正。
観光協会の中村さんは、減便による不便さを言い訳にせず、このエリアの持つ潜在能力に期待を寄せています。
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「不便だっていうことを口に出したら観光客に来なくていいよ、という発信をしているようなものなのでもうそれは絶対やめようと。PRをしていけばこの地域、絶対いけると思いますよ」
【木村賢勇リポーター】
「午前11時半ごろの肥前鹿島駅です、これまでこの時間帯は特急が乗客を迎え入れていましたが、今ホームにはその姿はありません」
【男性】
「今まさにその特急券を間違って買っちゃってて、行きたかった時間とはちょっと違ったなって」
“春のダイヤ改正”で上下あわせて4本が減便となった特急「かささぎ」。
改正当日肥前鹿島駅を取材すると、新たなダイヤへの戸惑いや落胆の声が聞かれました。
【50代男性 年に数回鉄道利用】
「減るのはちょっと…帰りの便とか結構遅いのがない」
【60代女性 普段鉄道利用せず】
「来週は岡山からおばが来るので、その帰りの電車が全然ない、(午前)10時台ないから9時に絶対乗せないかんからバタバタです」
減便の大きな要因となったのは「利用客の少なさ」。
【JR九州取締役常務執行役員 貞苅路也鉄道事業本部長】
「かささぎのご利用状況につきましてですね、私どももいろいろと調べましたところ、それほどご利用いただいていないと」
減便の一方、JR九州は普通列車の増便や江北駅で停車する特急本数を増やし、利便性を維持する考えです。
【70代女性 普段鉄道利用せず】
「また減るのかと思いましたけど、利用しやすいように変更、そこも考えてもらってるのかなとは思いました」
【50代女性 普段鉄道利用せず】
「鹿島発ってのは大切なんですけどそれ以降のですね、江北からとかそういったものの乗り継ぎができればいいかなと思います」
利便性をこれ以上悪化させないために。市観光協会の中村さんは「観光客の増加」に活路を見出します。
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「私たちが特急に乗るっていうこれは人口的には限度がありますよね、むしろ観光客の方がどうしたら来ていただけるのか」
県や鹿島市は53億円以上を投じて肥前鹿島駅とその周辺を整備しています。
来年には宿泊施設を兼ね備えた新たな駅舎が完成するほか、駅周辺を含めた街づくりが3年後に完了する見込みです。
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「地元の方々と一緒になって、表玄関で使っていくという考え方を浸透させてみんなで守っていかなければならない」
【木村賢勇リポーター】
「肥前鹿島駅と多良駅の間に位置する肥前浜駅です。今回のダイヤ改正でこの駅から江北駅へ向かう列車が増便されました」
古くから宿場町や港町として栄え、伝統的な建物や酒蔵が今も残る肥前浜宿。
昔ながらの街並みが広がるエリアにほど近い肥前浜駅は2018年、開業当時の駅舎が復元され、生まれ変わりました。
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「一部改装されていたものを当時のものに戻したんですよね、昔のたたずまいのある町というのを求めてこられるんだと思います」
地酒を楽しめるバーが併設されるこの駅には週末を中心に観光列車も訪れ、降り立った乗客を地元の人たちがもてなします。
【20代男性(長崎県)】
「海のきれいな景色を見ながらゆっくりとお酒を飲みながらできるところですかね」
【20代男性(福岡県)】
「普段の通勤列車とか乗ってたら味わえないような、なんか温かみを感じられてすごく良かった」
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「単なる乗り物に乗るだけの駅ではなくて、みんなが自分の表玄関として頑張っていただいてる」
駅周辺の整備が進む一方、課題もあります。
鹿島市を代表する観光スポット祐徳稲荷神社周辺では公共交通機関の利用が広がらない現状も。
【土産物店 店主】
「(駅に来る)バスも少ないし電車も少ないしっていうことで、結構レンタカーがないとここは困るとよくおっしゃいます」
【オランダから】
「電車は使わなかった、福岡で2週間レンタカーを借りたので九州をドライブする予定(和訳)」
この地域の魅力を十分に味わってもらうには、各エリアをつなぐ鉄道以外の交通手段も必要と観光関係者は口をそろえます。
【祐徳観光商店連盟 中山優会長】
「駅に降りて祐徳稲荷まで来る間のバス、それからやはり太良とかですね、あちらの方に周りたいけどもということで、その分不便だということですよね、そこら辺の交通網はもう少し整備されればいいのかな」
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「祐徳稲荷神社はさすがに歩くと大変なので、周遊バスを走らせる考え方、これからやっていかなきゃならないと」
観光客を呼び込むためにも公共交通機関のあり方が見直される中、沿線の住民の受け止めの声に変化が感じられた今回のダイヤ改正。
観光協会の中村さんは、減便による不便さを言い訳にせず、このエリアの持つ潜在能力に期待を寄せています。
【鹿島市観光協会 中村雄一郎代表理事】
「不便だっていうことを口に出したら観光客に来なくていいよ、という発信をしているようなものなのでもうそれは絶対やめようと。PRをしていけばこの地域、絶対いけると思いますよ」
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