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2026.01.17

鏡開き後の余った餅が食べきれないあなたへ。栄養士が教える保存術と絶品アレンジレシピ

1月11日の鏡開きが終わり、お正月気分も落ち着いた今、多くの家庭で共通の悩みが浮上しています。それは「余った餅をどうするか」という問題。サガテレビの情報番組「かちかちLIVE」では、630名を超える視聴者にアンケートを実施。その結果、56%の人が「餅が余る」と回答し、定番の食べ方に飽きてしまう声も多く寄せられました。番組では、ママさん栄養士が目からウロコの保存術と絶品アレンジレシピを伝授してくれました。

視聴者の実態調査で見えた餅事情

アンケートでは、普段の餅の食べ方についても調査を実施。最も多かったのは「焼き餅(砂糖醤油・醤油・海苔など)」で302票、続いて「お雑煮」が196票、「ぜんざい・おしるこ」が167票と、定番の食べ方が上位を占めました。

「定番が続くと、飽きちゃうこともありますよね」というリポーターの問いかけに、出演者たちも同感の様子。アンケートの中には「ベーコンとチーズを乗せてバター醤油で焼く」といったアレンジ系の声や、「揚げて"あられ"にする」という意外な活用法も寄せられていました。

保存の基本は「冷凍」が鉄則

番組では、ママさん栄養士の専門家を招いて、餅の正しい保存方法を紹介。まず基本となるのが「冷凍保存」です。

「開封した餅は、冷凍していただくのが良いです。安全に保存できます」と専門家は説明します。昔は水に浸けて保存する"水餅"という方法もありましたが、「水が臭ってきたり、毎日お水を変える手間がかかります」とのこと。

冷凍すれば半年程度は持つとされていますが、風味を考慮すると1か月程度での消費がおすすめです。「美味しく食べるには急ぎ目」という出演者のコメントからも、品質を保つためには意外と短期間での消費が必要であることがわかります。

冷凍保存の2つのコツ

効果的な冷凍保存には、2つの重要なポイントがあります。

1. 1個ずつラップして密閉保存

「空気が入ることで、雑菌が繁殖しやすくなります。そして、カビが生えます」と専門家が説明するように、まず個別にラップで包み、さらにジッパー付き保存袋に入れて密閉することが大切です。「ラップをせずに、一緒に入れるとくっつきます」という注意点も挙げられました。

2. 片栗粉などの粉は落とせる分だけ落とす

「餅に付着している片栗粉などの粉類はでんぷんです。カビやすいですので、落ちる分だけは落としていただくと安心です」とのアドバイス。完全に取り除く必要はなく、落とせる分だけで十分だといいます。

もしカビが発生した場合は、一部だけを取り除くのではなく、餅全体を処分することが推奨されています。「白くて、粉と見えづらいカビもありますので、たくさん生えてるかもしれない」という理由からです。

目からウロコのピーラー活用術

番組で最も注目を集めたのが、専門家が提案する意外な調理法でした。なんと、餅をピーラーで削ってトッピングとして使用するという方法です。

「その発想がなかった!」「餅を削る?」といった驚きの声が上がる中、専門家は実際に調理を実演。「量も調節できて食べやすいです」と、この方法のメリットを説明しました。

絶品アレンジレシピ1 : 野菜と卵のスープ 餅トッピング

実演で紹介されたのは、野菜と卵のスープに削った餅をトッピングする方法。

使用する餅は「柔らかくしてから削っていただく」とのこと。冷蔵庫でゆっくり解凍することで、水分が出にくくなるといいます。

試食した出演者からは「餅がすごくいい感じで、ちょうどマッチしてますね」「野菜のシャキシャキ食感と、ワンタンじゃないんですけど、ちょっとワンタンとチーズの間ぐらいのちょうどいい硬さで、カロリーとかそこまで気にせずさらさらっと食べられる」といった好評価の感想が寄せられました。

このスープは和風の味噌汁はもちろん、洋風スープ、シチュー、ミネストローネなど、様々なスープに応用可能だということです。

材料・作り方

【材料(2人分)】

  • 切り餅:1個
  • だし汁:400cc
  • お好みの野菜(レンコン・ニンジン・タマネギ・シイタケなど):適量
  • 塩:小さじ2/3
  • 酒:小さじ1
  • 薄口しょうゆ:小さじ1/2
  • 水溶き片栗粉:適量
  • 卵:1個
  • 乾燥ワカメ:適量
  • ネギ(小口切り):適量
  • (お好みで)ごま油:少々

【作り方】

  1. 餅はピーラーで削る
  2. 鍋にだし汁を沸かし、食べやすく切った野菜を入れ煮る
  3. 野菜に火が通ったら、塩・酒・薄口しょうゆを入れ味を調える
  4. 水溶き片栗粉でとろみをつける
  5. 溶き卵を流し入れ、火を止める
  6. 乾燥ワカメを入れ、器に盛る
  7. 餅・ネギをトッピングする(お好みでごま油で香りづけする)

絶品アレンジレシピ2 : クルミネギみそ焼き

もう一品紹介されたのが「クルミネギみそ焼き」。焼いた餅に、みそ・みりん・メープルシロップ(または砂糖)と刻んだクルミ・ネギを合わせた特製味噌を塗って、さらに焼くだけの簡単レシピです。

クルミを加える理由について「栄養価が高いことと、歯ごたえがいいのでアクセントになります」と専門家が説明。この「クルミネギみそ」は万能で、焼きおにぎりにも使えるといいます。

試食した出演者は「美味しい」と絶賛。焼き立てで餅が伸びる様子も印象的で、「想像をしていないような形のアレンジ」として好評でした。

材料・作り方

【材料(2人分)】

  • 切り餅:2個
  • みそ:大さじ2
  • みりん:小さじ2
  • メープルシロップ:小さじ1(砂糖でもOK)
  • クルミ(粗刻み):15g
  • ネギ(粗みじん切り):適量

【作り方】

  1.  餅をトースターで2〜3分焼く
  2.  みそ・みりん・メープルシロップ・クルミ・ネギを混ぜ合わせる
  3.  焼いた餅に②をぬり、さらにトースターで2分ほど焼く
  4.  器に盛る

☆余った「クルミネギみそ」は「焼きおにぎり」にも使えます♪

まとめ

鏡開き後の餅活用法は、正しい保存方法を知ることから始まります。冷凍保存の基本を押さえれば、慌てずゆっくりと消費できます。そして、ピーラーを使った削り餅という新しいアイデアや、万能な「クルミネギみそ」など、定番から脱却したアレンジレシピで、最後まで美味しく楽しむことができます。「余ったお餅を無駄なく、そして楽しく最後まで楽しんでください」というリポーターの言葉通り、工夫次第で餅はまだまだ活用の幅が広がる食材です。今年の餅は、ぜひ新しい食べ方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【2026年1月12日放送 かちかちLIVE まるっとライフ より】

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