2020/03/12 (木) 17:11

接着剤を使う画家、冨永ボンドさんが国内最大手の接着剤メーカー「コニシ」の社屋に幅8メートルの巨大な絵を描きました。

冨永ボンドさん：「今回は“ボンドの会社“の社員さんがいる（場所）。環境もちょっと違うし、緊張してます」
接着剤を使う画家、冨永ボンドさん。この日描いていたのは幅8メートルの巨大絵画です。その場所は、国内最大手の接着剤メーカー「コニシ」のエントランス。コニシは去年冨永さんのスポンサーとなり「ボンド木工用」を無料で提供しています。冨永さんが描いているのはすべて「人間」です。接着剤を使うアートゆえに、テーマはすべて「つなぐ」。
冨永ボンドさん：「“みんなの力がつながって大きな仕事を成し遂げる”。そういう意味をこめてボンドで描きます」
金額は、総額600万円。冨永さんの作品では過去最高額です。慎重に、かつ大胆に。4日間をかけて描き上げました。

コニシ経営企画室リーダー中谷光宏さん：「接着剤はモノとモノをくっつける物で普段は表に出ることがあまりない。冨永ボンドさんが描くアートでは“一番上”にくるのですごく日の目を見た。来たお客さんも社員もすごくモチベーションが上がる」ボンドの会社に飾られた巨大なボンドアート。ボンド同士、今後もぴったりと寄り添っていきます。