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「地域医療を守りたい…」町の診療所の不安 患者の受診抑制も【佐賀県佐賀市】

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地域の人たちの健康を守りたい。新型コロナウイルスは、感染症指定医療機関以外の医療現場でも影響を及ぼしています。地域医療を支える診療所を取材しました。

内科・消化器科を専門とする佐賀市高木町の田尻医院。先代から70年にわたり地域医療を支えてきました。【田尻医院・田尻祐二院長】「窓を開けてはいるが、緊張します」「頭はシャンプーの時に使うビニール袋を買ってきたりゴーグルしたりしてできるだけ短時間で診ている」「ここが感染症外来ここから入ってもらうこの部屋は窓を開けて…Q発熱がある患者はこの部屋で?そうですね」発熱患者と、別の疾患で来院する一般患者の導線を分けるなど徹底した感染予防に努めています。

そんな中、この診療所でも「コロナ疑い」の患者が来院したことがあります。【田尻医院・田尻祐二院長】「その人が熱が38度あるということで、保健所に連絡して、そしたらかかりつけ医に行きなさいと」「CTとったら肺炎だった紹介書を書いて指定医療機関に電話もしたが、それは困ると。Qなぜ断られたのか?保健所のPCR検査をするかどうかのOKがないから」結局、PCR検査は陰性だったものの、日々感染のリスクと戦っています。

こうした中、日本医師会は、今後の医療機関の経営に強い危機感を抱いています。「4月以降、外来・入院ともに患者数が大幅に減少しています」「このような状況続くと6月以降の医療機関経営に重大な深刻な影響及ぼすと危惧している」全日本病院協会などが5月7日から15日に全国の病院を対象に行った調査によると4月の外来患者の数が、去年4月と比べ、2割ほど減ったことが分かりました。

田尻医院でも、院内感染を恐れ、患者の来院が激減。【田尻医院・田尻祐二院長】「4月は人数にすると半分になった3カ月4カ月続くと厳しい。受診抑制しているとがんとか心臓病とかでもう少し早く診ておけば…というのがでてくるかも」【患者さん】「ちょっとしたことでも丁寧に診てくださって、長く続けてほしい」

院内感染や経営の不安を抱えながらも町のかかりつけ医としての役割を果たし続けるため、田尻院長は新型コロナの一日も早い終息を願っています。【田尻医院・田尻祐二院長】「あまり怖がって受診抑制しないでください。病院では僕らが考えるすべてのことを知恵を出してやっているのであまり心配しないでください」

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