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「給付ではなく働く場を」マスク検品・梱包を町が業者に委託 町民雇用【佐賀県吉野ヶ里町】

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新型コロナウイルスの影響で収入が減った町民のために佐賀県吉野ヶ里町が民間企業と一緒に町民が働く環境作りをしています。

【参加した町民女性】「主人の収入も落ちているから、全体的に。少しでも足しになってありがたいです」

吉野ヶ里町にある東脊振健康福祉センター「きらら館」。6月4日、吉野ヶ里町内に配布される布マスクの検品、梱包の作業が行われました。そこには一般の町民の姿も。この取り組みは吉野ヶ里町が布マスクを町民に配布する事業を民間企業に委託、その民間企業が町民にマスクの仕分けや梱包を依頼するという、町と企業が一緒になって町民の働く環境づくりをするものです。

吉野ヶ里町に住む中島さんは、福岡県で海外出張などの手配をする旅行会社に勤めています。今年は新型コロナの影響で海外に行く人が減り、収入は普段の6割に…。新聞を見て仕事を知り、応募しました。中島さんは、5人家族で夫婦共働き。仕事は会場だけでなく、資材を持ち帰って自宅でもできるため、自分のペースでできる家での作業を選びました。【中島祐介さん】「これが5枚ですね。これを40袋作るようになってます」作業は布マスク200枚を5枚1組に分け、検品・梱包して報酬2万円。【中島祐介さん】「今回のマスクの報酬も生活費の足しになればと思って応募しました」

新型コロナウイルスの感染拡大で、町民から町に多く寄せられたのが、収入に対する不安の声。そこで吉野ヶ里町が考えたのが、「働く環境作り」です。【吉野ヶ里町まち未来課・古川義信係長】「収入が減って、生活が今後不安といった話をいただいていたので、給付といったやり方よりも働く場を作るといったところでスタートしました」

委託先の企業が開いた布マスクの検品・梱包の作業会は4日間に分かれて開かれ、合わせて175人が参加。早くお金が行き渡ってほしいという吉野ヶ里町の要望で、作業が終わった人にはその場で作業代が支払われていました。【参加した女性】「仕事も少し減ったので。本当にありがたいし、知らない人もたくさん町内にいるので、(雇用の)人数増やしたりとかしてもらえたら助かる人も多いと思います」【参加した男子学生】「地元でこういう仕事が見つかったので、参加しようと思いました。ありがたいです」

この事業の委託先、タイムカプセル株式会社によりますと、募集は1週間もせずに埋まったということです。【布マスク配布事業の委託先タイムカプセル株式会社・相澤謙一郎代表】町役場の皆さんと取り組むことで、町民の皆さんも安心して、子供を預けていただいたりとか、こういった事業にも参加していただけると思うので、町役場の皆さんと一緒に取り組むことで安心して仕事ができるということは非常に助かっていますね」吉野ヶ里町の企業と一体になった働く環境作り。新しい町民支援の形になりそうです。

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